米自動車業界救済、納税者の負担が従来予想より34億ドル拡大へ

[ワシントン 13日 ロイター] 米財務省は13日、納税者が負担する自動車業界の救済コストが従来予想よりも34億ドル拡大するとの見通しを示した。議会に提出した文書で明らかにされた。
財務省はこれまで、2009年に実施した自動車業界救済のコストが217億ドルに達すると推定していたが、最新予測では251億ドルに引き上げられた。
財務省は自動車業界救済のため800億ドルを投入したが、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーは危機から立ち直り、これまでに両社や関連金融部門およびサプライヤーに注入した資金の半分程度を回収した。

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