みずほ銀が事実と異なる報告をしていたことは極めて遺憾=金融庁

[東京 8日 ロイター] - 金融庁は8日、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>傘下のみずほ銀行が、反社会的勢力との取引に関して同庁に報告した内容が事実と異なっていたことについて、極めて遺憾とのコメントを公表した。
この上で、みずほ銀行が第三者委員会を含めて事実関係を改めて調査していることから「その内容を踏まえて適切に対処していく」とした。
金融庁は9月27日、みずほ銀行が提携ローンを通じた反社会的勢力との取引が存在することを把握してから2年以上、抜本策をとっていなかったなどとして、銀行法に基づく業務改善命令を出した。
みずほはこれまでの金融庁への報告で、反社会的勢力との取引が存在するという情報が担当役員止まりになっていたと説明していたが、実際は、当時の頭取まで報告されていたことなどが明らかになった。
*内容を追加して再送します。

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