就職(就活)エージェントの「就職相談や面談アドバイス、履歴書添削、企業紹介など」の利用経験を就活生にアンケートし、利用した学生の割合や感じたメリット、実際に相談した内容などを紹介。就活生の多くが後悔している内容を、就職エージェントのキャリアアドバイザーなら「具体的にどうサポートできるか」も併せて解説します。
就職(就活)エージェントとは、就活に関する専門知識を持つプロのアドバイザーが、就活のサポートを行うサービスのこと。
自己分析や志望業界・企業探しのサポート、ES(エントリーシート)の作成支援や添削、面接アドバイスや模擬面接などを行うほか、自身の強みや志向に沿った求人の紹介も行っています。
2024年卒業の先輩内定者のうち、就職(就活)エージェントを利用したことがある人は約3割。利用した人、しなかった人のそれぞれに、利用した理由・利用しなかった理由を聞きました。
2024年卒業の先輩内定者のうち、就職(就活)エージェントを利用したことがある人は29%でした。約3割の就活生が、就職(就活)エージェントの利用をしていたことになります。
・あなたは就職活動中に就職(就活)エージェントを利用しましたか。(単一回答・n=500)
就職(就活)エージェントを利用したことがある先輩内定者に、利用した理由を質問したところ、以下のような声が上がりました。
多くの就職(就活)エージェントが行っている自己分析やES作成支援、面接準備などは基本的に無料のため、これらの就活サポートを受け、効率的に就活を進めることを目的に利用登録をする就活生も多いようです。
就職(就活)エージェントを利用したことがない2024年卒業の先輩内定者に、利用しなかった理由を質問したところ「存在やサービス内容を知らなかった」「就活について相談できる相手がすでにいた」という声が多く見られました。
また、中には「ネガティブなイメージを持っていた」人もいたようです。
上記の「ネガティブなイメージがあったから」に寄せられた具体的な声の中には、誤解も含まれています。
例えばリクナビ就職エージェントの場合、実際は以下のようなサービスを提供しています。
2024年卒業の内定者の先輩に、実際に就職(就活)エージェントを利用して感じたメリットを教えてもらいました。
就職(就活)エージェントの実態がわからず不安になっている就活生は、先輩たちのリアルな声をぜひ聞いてみましょう。
2024年卒の先輩内定者に、就活で一番後悔していることを質問したところ、1位は就活を始める時期が遅かった(22.9%)、2位は自己分析が甘かった(13.3%)、3位は面接準備が不十分だった(12.7%)という結果となりました。
・就職活動で後悔していることがある場合、何に対して一番後悔していますか。(単一回答・n=166)
リクナビ就職エージェントでは、「就活の後悔」で上位の「就活を始める時期の遅さ」「自己分析の甘さ」「面接対策の不十分さ」に対しては、下記のようなフォローやサポートを行っています。
「就活を始める時期が遅い」と捉えるかは人それぞれですが、例えば一般的に多くの企業が内定式を行う卒業年度の10月を過ぎた秋ごろであっても、「遅すぎた」とあきらめる必要はありません。
秋以降は大手企業の子会社や中小企業の採用がまだ続く時期です。冬になっても採用を続ける企業など、季節に関係なく通年採用を行う優良企業もあるため、リクナビ就職エージェントではそういった企業の中から、就活生一人ひとりに合った企業の紹介を心がけています。
また、就活をスムーズに進めるためには、情報収集と自分の行動や思考について分析する内省が不可欠。短期間でも計画的に就活を進めるために、その時々で必要な情報提供や就活サポートを行い、就職先の決定まで寄り添います。
就活生自身のことも、企業のことも理解したキャリアアドバイザーと一緒に振り返ることで、一人では見えてこなかったことにも気がつきやすくなるでしょう。
リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーは、「強みがない」「頑張った経験がない」という人も含めて、多くの就活生のサポートを何度もしてきているので、あの手この手でこれまでの経験を引き出すのが得意です。
また、第三者だからこそ、あなたの「性格特性」を、ほかの就活生と比べたときに「強み」として見つけることもできるでしょう。
客観的なプロの視点を交えることで、自分自身も気がついていなかった経験や感情を掘り起こすことができるはずです。
面接準備には、企業研究が欠かせません。リクナビ就職エージェントでは、企業ごとの詳しい情報に加えて、業界特性なども交えた面接準備をサポートしています。
例えば業界によって、仕事内容を理解していないと面接でなかなか通過できない傾向があったり、やる気や就労意欲のアピールが重視される傾向があったりなど、その違いはさまざまです。それらの情報を得て、必要な準備を行うことが何よりも重要とも言えるでしょう。
また、万が一面接に落ちてしまった場合にも、企業から面接評価とその理由を確認し、「なぜ面接で落ちたのか」「何が足りなかったのか」を就活生にフィードバックしています。すべての企業からのフィードバックを保証するものではありませんが、これまでに多くの企業がこの取り組みに協力してくれています。
フィードバックがあれば、落ちた事実は変わらなくとも、改善するべきことが明確になります。自分に足りないことを補うために努力することで、他社の選考に生かすこともできるでしょう。
【調査概要】
調査期間:2024年3月1日~3月6日
調査サンプル:2024年3月卒業予定の大学生、大学院生500人
調査協力:株式会社クロスマーケティング
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『リクナビ就職エージェント』は就活を無料で支援するサービス。
会員登録後、専任のアドバイザーが個別に電話相談を行い、あなたの希望や適性に合う企業選びを一緒に考えます。
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リクナビ就職エージェントの評判として「実際の利用者の声」を紹介し、良い評判・悪い評判の実態、ほかの就職エージェントとの違い、サービス内容、利用までの流れ、利用前によくある不安や疑問を解説しています。完全無料で使えるリクナビ就職エージェントについて総合的に知りたい人は、ぜひご確認ください。
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リクナビ就職エージェントとは、就活に関する専門知識を持つプロのキャリアアドバイザーが、就活のサポートをするサービスのこと。
就職情報サイト「リクナビ」や就職・採用領域における調査、研究、情報発信を行う「就職みらい研究所」と同じく株式会社リクルートが運営しており、大手企業から中小・ベンチャー企業まで、幅広い求人を保有しています。
リクナビ就職エージェントと就職情報サイトであるリクナビとの大きな違いは、「就活の進め方」と「得られる求人情報」にあります。
自分で興味のある企業に応募し、選考準備から応募管理まですべてを自分で行うのがリクナビです。
それに対して、キャリアアドバイザーが就活生それぞれに合った求人を探して直接紹介し、応募や選考管理、選考準備のサポートを行うのがリクナビ就職エージェントです。
リクナビが保有しているのは公開求人。就職情報サイト「リクナビ」に一般公開されており、会員登録することで誰でも求人情報の確認と応募ができます。
それに対して、リクナビ就職エージェントが保有している求人には、非公開求人も多くあります。非公開求人とは、一般に公開していない求人のことで、エージェントに紹介してもらった人のみが応募できる求人です。
企業が求人情報を非公開にする理由には、「人気企業の少数募集職種」「ピンポイントの技術職や特別枠採用」「新規事業の立ち上げ部署」「採用を終了した企業からの追加募集」などさまざまな理由があります。
リクナビ就職エージェントでは、自己分析や志望業界・企業探しのサポート、ES(エントリーシート)の作成支援や添削、面接アドバイスや模擬面接などを行うほか、就活生それぞれの強みや志向に沿った求人の紹介も実施。必要に応じて企業との交渉や調整も代行します。
また、リクナビ就職エージェントが学生に提供するサービスはすべて無料。有料支援は一切していないため、安心して利用することができます。
表:リクナビ就職エージェントのサービスまとめ
提供しているサービス | 概要 | |
就活相談 | 個人面談 | キャリアアドバイザーが就活の悩みや就職先への希望、自分らしさをヒアリングします。 ※面談は基本的に電話で行いますが、希望者はZoomなどのオンライン面談ツールでの実施も可能です。 |
選考準備 (任意) |
自己分析サポート | これまでの経験を振り返り、強みや弱み、アピールポイントを整理。就活の軸探しも一緒に行います。 |
業界研究サポート | 業界ごとの特色や就活での面接準備に役立つ情報などをアドバイス。 | |
職種研究サポート | 実際の求人なども参考にしながら、職種ごとの仕事内容とやりがいを説明。 | |
企業研究サポート | 実際の求人なども参考にしながら、「1年目の仕事内容」や「職場の環境や雰囲気」、「福利厚生・制度」などを説明し、企業理解を高めます。 | |
履歴書・ES作成サポート | 履歴書添削、ES添削を実施。「書くことがない」という人には、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自己PR、志望動機のアピールポイントを整理する方法をアドバイスしています。 | |
面接準備サポート | 独自に収集した「企業が選考で重視しているポイント」共有しながら、最終面接まで面接準備を手伝います。 | |
求人応募 | 企業選定 | 多くの求人の中から、就活生に合った求人をキャリアアドバイザーが選定して紹介します。 |
キャリアアドバイザーが選考通過を後押し | 面接終了後には、キャリアアドバイザーから企業の採用担当者に「就活生と企業が求める人物像がマッチしているポイント」などをアピールし、選考通過を後押しします。 | |
選考を受けた企業からの合否理由フィードバック | できる限り企業から面接評価とその理由を取得し「なぜ面接で落ちたのか」「何が足りなかったのか」「どこに魅力を感じたか」を就活生にフィードバックしています。 | |
連絡代行 | 選考日程の調整 | 応募手続き、企業との選考日程の調整をキャリアアドバイザーが代行します。 |
内定承諾前の質問 | 面接で少し聞きづらい質問があれば、キャリアアドバイザーが代わりに採用担当者に質問をします。 | |
選考辞退・内々定辞退 | 企業への選考辞退や内々定辞退はキャリアアドバイザーが代行。就活生は自分の就活に集中することができます。 |
新卒の就職エージェントは、大手企業から小規模企業までたくさんありますが、実は細かいサポートには違いがあります。ここでは、リクナビ就職エージェントならではの取り組みと、それによって得られるリクナビ就職エージェントの利用メリットを解説します。
リクナビ就職エージェントでは、理系・文系・体育会系、さらに学科や専攻など個人の属性に合ったアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートします。専門知識を持ったプロの視点で、さまざまなアドバイスが受けられるほか、就活に関する悩みや不安などを何でも相談できます。
例えば、理系学生からは「研究内容や専攻を生かせる就職先を紹介してもらえた」と高評価を頂くことも多いです。また、体育会系学生に評判の良いガイダンスでは、「秋リーグなど忙しくなる前にすると良い就活準備」などをアドバイスしています。
文系学生は専攻を問わないケースも多いため、リクナビが独自に開発したノウハウで事前知識がなくても仕事内容を具体的にイメージできるように求人情報を提供しています。
リクナビ就職エージェントでは、リクナビにも掲載しているような大手企業、有名企業、学生に人気の高い企業はもちろん、下記のような求人の中から、就活生一人ひとりに合った求人を紹介しています。
リクナビ就職エージェントでは、「求人情報の充実」に取り組んでいます。
若者雇用促進法の中で推奨されている「事業主による情報提供項目」(※)の範疇(はんちゅう)だけでなく、企業情報を独自に収集し、応募者がエントリーする前に仕事内容や企業のイメージが湧くよう、「1年目の仕事内容」や「職場の環境や雰囲気」「福利厚生・制度」などを求人票の時点で確認できるようにしています。
例えば、ランチは同じ部署の人で集まってワイワイ食べに行くことが多いのか、個人のタイミングで買ってきてデスクで食べることが多いのかなど、日常のささいな情報も確認できるので、より具体的に働き方や社風がイメージできるでしょう。
求人票に掲載されていない情報や、自分では直接企業に聞きにくいことがあれば、アドバイザーを通して聞くこともできます。
一般的に、就活では選考に落ちた理由を知ることはできません。しかし、リクナビ就職エージェントでは、企業から面接評価とその理由を確認し、できる限り就活生にフィードバックしています。すべての企業からのフィードバックを保証するものではありませんが、これまでに多くの企業がこの取り組みに協力してくれています。
万が一面接に落ちてしまった場合でも、フィードバックがあれば、改善するべきことが明確になります。自分に足りないことを補うために努力することで、他社の選考に生かすこともできるでしょう。
通過した場合も、その理由を知ることで企業が魅力的に感じている自分のアピールポイントがハッキリするので、就活への迷いが少なくなります。場合によっては、「次回の面接では、〇〇についてもっと深掘りして聞く予定です」などと、次の面接準備につながるフィードバックが得られるケースもあります。
リクナビ就職エージェントでは、応募手続きはもちろんのこと、就活生の代わりに企業の採用担当者とさまざまな調整を行います。その中には、「大切なことだけれど、自分でやるのは少し負担に感じてしまう」ことも含まれます。
例えば、以下のようなことが依頼できます。
リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーは、企業にとってではなく、学生にとって納得のいく就活をサポートする存在だからこそ、就活終了までさまざまな悩みや不安、負担に寄り添います。
リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーは、学生の就活サポートのみを行います。企業の採用支援を行うのはキャリアアドバイザーではなく、リクルーティングアドバイザー(求人を出す企業の採用サポートを行う)なので、特定の企業への入社を推奨したり、就活生が興味を持てない企業の選考を無理やり設定したりすることはありません。企業側の目線は理解していても、あくまでも学生をサポートするのです。
万が一、企業が正当な理由や背景もないまま内定承諾を迫るなど、就活生が過度なプレッシャーを感じて困るような状況になった場合は、担当キャリアアドバイザーに報告をしてもらい、リクルーティングアドバイザーから企業へ望ましい対応を示すようにしています。
実際にリクナビ就職エージェントを利用して就職先を決めた学生たちの感想によると、「キャリアアドバイザーと一緒に自分の考えや強みを整理して模擬面接などを重ねることで、自信を持って就活に臨むことができ、納得して就職先を決めることができた」という声がありました。
ここでは、よく聞くリクナビ就職エージェントの良い評判・悪い評判に対して、実態はどうなのかを解説します。
中には、「誤解」や「サービスの利用の仕方によって防げること」もあるので、利用を検討している人、利用をためらっている人は、ぜひ確認してみてください。
<リクナビ就職エージェントの実態>
リクナビ就職エージェントは、国内大手企業、優良ベンチャー企業、学生には知られていないけれど業界で高いシェア率を誇る中小企業、すでにリクナビなどの就職情報サイト上では募集を終了した人気企業の追加募集、就職情報サイトは利用せずにリクナビ就職エージェント経由でのみ新卒採用をしている企業など、さまざまな求人を保有しています。
<リクナビ就職エージェントの実態>
就活をしていると「どこでもいいから内定を得たい」と思ってしまうこともあるでしょう。その気持ちもよくわかります。ただ、就活で大切なのは、自分らしく働ける企業に納得した上で就職することです。
そのためリクナビ就職エージェントでは、面談で導き出した就活生の強みを生かして働ける企業を中心に求人紹介をしています。
また、就活生自身も企業との相性を測れるように、求人票には「コツコツ推し活ができるような人にオススメ」など、就活生に身近なキーワードを盛り込むことを心がけています。
この際、キャリアアドバイザーが特定の企業への入社を強要することは一切ありません。
<リクナビ就職エージェントの実態>
最初に紹介された求人が、社名を知らない企業だった人の中には「新卒採用に苦戦するような不人気企業を紹介されているのかな?」と誤解してしまうケースもあるようです。
しかし、これはよくある誤解の一つ。社名を知らないだけで、不人気企業と判断するのは早計です。学生や一般消費者に認知されていないだけで世界的なシェアを誇るBtoB企業や、優良中小企業はたくさんあるからです。
また、現在は若手労働人口の減少に伴い、新卒採用は大手企業であっても6割が未充足と言われています。そのため、大手企業や有名企業も含め、中小企業や優良ベンチャー企業など、多くの企業がその知名度や人気とは関係なく就職エージェントを活用しています。
中には、採用を終了した大手企業からの追加募集もあり、「思った以上に人気企業の求人があって驚きました」という声を就活生から頂くことも珍しくありません。
<リクナビ就職エージェントの実態>
確かにリクナビ就職エージェントのサポートは基本的には電話で行います。しかし、「電話でしか対応してくれない」というのは、よくある誤解のうちの一つ。
これは、住んでいる場所や環境に関係なく、スムーズに就活サポートを行うためです。特に、顔が見えない方が取り繕わずに本音で話しやすい、という人にとっては電話の方がコンタクトしやすいようです。
リクナビ就職エージェントでは、就活生が希望する場合にはメールやZoomなどのオンラインミーティングツールを利用した就活サポートも行っています。
「オンラインで模擬面接をしてほしい」「今週は忙しくて電話を取れないので、メールでアドバイスを送ってほしい」などの要望やリクエストがあれば、気軽に担当キャリアアドバイザーに連絡してください。
担当キャリアアドバイザーとの相性の問題は、リクナビ就職エージェントに限らず、ほかの就職エージェントを利用しても起こりうることでしょう。
リクナビ就職エージェントでは、「合わないな」「話しづらいな」と感じたときは、いつでも担当キャリアアドバイザーの変更が可能です。サービスのお問い合わせページ、または初回面談終了後に送られてくるマネジャーからのメールに、担当キャリアアドバイザーの変更を希望する旨を書いて送信してください。特に理由を詰問したり、責めたりすることもありません。
リクナビ就職エージェントには多くのキャリアアドバイザーがいるため、「こんな人が担当してくれると安心して相談しやすい」という希望も添えていただければ、きっとあなたと波長の合う人を紹介できるはずです。
リクナビ就職エージェントでは、以下の流れに沿って就活に関する専門知識を持つプロのアドバイザーが、マンツーマンで就活に伴走します。
まずは会員登録をしましょう。リクナビ就職エージェントでは登録も、その後のサービスもすべて無料でご利用いただけます。会員登録は、大学生・大学院生であれば何年生でもできます。
リクナビ就職エージェントの場合、サイトから無料登録いただいた後は、キャリアアドバイザーと電話で面談を実施します。悩みや不安、就職先に対する志向や希望などをヒアリングするので、今抱いている率直な思いをぜひぶつけてみてください。
なお、この就活相談は大学3年生の秋ごろから始まります。この時期以前に登録をした方には、登録時にその旨をメールで連絡し、面談サービスが開始されたタイミングにあらためてメールをお送りしています。
大学3年生の秋以降〜大学3年生の3月(国が定める採用広報開始の時期)までは、主に業界研究・ESアドバイス・面接準備などのサポートを行っています。
国が定める就活スケジュールでは、大学3年生の3月から就活が本格的にスタートします。リクナビ就職エージェントでは、3月を迎えた際に不安なくスタートを切れるように、キャリアアドバイザーが3月以降の具体的な活動計画作りをサポートしています。
大学3年生の3月以降は、本人の希望や強み、持ち味などに沿った求人情報を紹介し、書類選考~面接といった一連の活動にも伴走。スケジューリングも行います。その過程で、例えば応募先の決め方や、ESの書き方、面接の仕方など、就活で困ったことやわからないことがあれば、どんどん相談しましょう。
複数の企業から内定が出て、どの企業に決めればいいか迷ったときも、リクナビ就職エージェントを活用してください。強みや志向をベースに、どの環境が合っていると思われるのか客観的な視点でアドバイスするので、自身の思いも整理できると思います。
就活期間を不安なく走り切りたいという方は、ぜひリクナビ就職エージェントの活用を検討してみてください。
ここでは、リクナビ就職エージェントを利用する前に抱きがちな不安や、よくある疑問についてお答えします。
A.リクナビ就職エージェントでは、紹介企業の選考を受けない人に対しても就活サポートをしています。
就職エージェントの中には、紹介した企業の選考を受けた人に対してのみ就活サポートをしているケースもあるようですが、リクナビ就職エージェントは選考の応募歴に関係なく、すべての学生に対して就活サポートを提供しています。
「アドバイスだけ欲しい」という就活生もいるので、まずは気軽に登録をしてみてください。
A.断れます。リクナビ就職エージェントでは、受けたい企業があった場合のみ選考に進んでいただけます。
ほかの就職エージェントを利用したことがある学生の中には、「キャリアアドバイザーと仲良くなり過ぎて選考応募を断りづらい」と悩む学生も少なくないようです。
リクナビ就職エージェントでは、興味が持てない企業の選考を無理に受ける必要はありません。キャリアアドバイザーが就活生の志向を理解するためにも、自分自身が納得して就職をするためにも、紹介した企業に興味が持てない場合は、はっきりとお断りいただいて大丈夫です。
A.リクナビ就職エージェントでは、辞退後も就活サポートの質は変わりません。ぜひ、キャリアアドバイザーに「断りたい理由」を建前ではなく本音で話してみてください。
リクナビ就職エージェントでは、学生が納得して就職先を決められることを大切にしているため、キャリアアドバイザーが紹介企業への内定承諾を強要することはありません。キャリアアドバイザーは常に学生の味方として就活に伴走するので、どんな理由であっても責めるような言い方はしません。
「断りたい理由」があれば、ぜひ建前ではなく本音で話してみてください。企業への選考辞退や内々定辞退の連絡は、キャリアアドバイザーが代行するので、取り繕う必要もありません。
A.就活が本格化する前に準備をしたい人は大学3年生の夏〜秋ごろに、リクナビ就職エージェントに登録するのがオススメです。
リクナビ就職エージェントへの登録は大学生・大学院生であればいつでも登録できますが、実際に面談や就活準備などのサービスが開始されるのは大学3年生の秋からです。具体的な日程は毎年変わりますが、だいたい11月前後にサービス開始となることが多いでしょう。
そのため、サービス開始直後からサポートを受けたい学生には、大学3年生の夏〜秋ごろには登録することをオススメしています。
A.リクナビ就職エージェントでは、大学4年生の秋〜冬に登録いただいた学生に対しても企業紹介をはじめとする就活サポートを行っています。
例えば一般的に多くの企業が内定式を行う(卒業年度の)10月を過ぎた秋ごろであっても、「遅過ぎた」とあきらめる必要はありません。秋以降は大手企業の子会社や中小企業の採用がまだ続く時期です。
冬になっても採用を続ける企業など、季節に関係なく通年採用を行う優良企業もあるため、リクナビ就職エージェントではそういった企業の中から、就活生一人ひとりに合った企業の紹介を行っています。
A.リクナビ就職エージェントは、内定の有無にかかわらずご利用いただけます。
今の内定先で本当に決めていいのか不安な場合もお気軽にご相談ください。面談の結果、「もう少し就活を続けたいな」と感じた場合には、あなたの性格や特性を理解したキャリアアドバイザーがプロの目線で企業を選定して紹介します。
第三者が企業選定をすることで、一人では見つけられなかった「自分に合う企業」に出会うことができるでしょう。
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就活エージェントのサービス内容を、リクナビなどの就職情報サイトや、キャリアセンターとの違いを踏まえて解説。活用するメリット・デメリットや就活エージェントの選び方、登録から利用までの流れ、利用するといい人の特徴なども紹介しています。
就活エージェントに興味はあるけれど、どんなことをしてくれるのかわからないから不安…という人は、ぜひ確認してみてください。
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就活エージェントとは、就活に関する専門知識を持つプロのアドバイザーが、就活のサポートを行うサービスのこと。
自己分析や志望業界・企業探しのサポート、ES(エントリーシート)の作成支援や添削、面接アドバイスや模擬面接などを行うほか、自身の強みや志向に沿った求人の紹介も行っています。
例えば就職情報サイトの「リクナビ」と「リクナビ就職エージェント」との違いを基に説明すると、自分で興味のある企業にエントリーし、自分で応募や選考管理をするのがリクナビです。
それに対して、就活生それぞれに合った求人をアドバイザーが探して直接紹介し、応募や選考管理まで実施するのがリクナビ就職エージェントです。
国内大手・外資系・優良ベンチャーだけでなく、エージェントだからこそ紹介できる非公開求人情報があることも特徴の一つです。
学校のキャリアセンターは、在校生を対象に就活サポートを行う部署のこと。「就職課」と呼ばれることもあります。自己分析や業界研究、履歴書・ES添削、学校と企業とのつながりによってほかの学校には非公開の求人検索などができます。
就活エージェントとキャリアセンターは似たようなサポートをしているケースが多いですが、アドバイザーが選考サポートしながら一緒に進めるか、幅広い求人からおすすめの提案が受けられるか、企業の個別情報をどこまで持っているかどうか、という点で異なるようです。
また、学校によっては抱える求人が特定の企業や業界、職種などに偏っているケースも珍しくありません。求人のバリエーションは、就活エージェントの方が多い傾向にあります。
就活エージェント (リクナビ就職エージェントの場合) |
就職情報サイト (リクナビの場合) |
キャリアセンター (一般的な学校の就職課の場合) |
|
就活の進め方 | キャリアアドバイザーと一緒に相談しながら進める | 自分で進める | 自分で進めて悩みがあれば相談する |
インターンシップ情報 | ― | ○ | ○ |
公開求人情報 | ○ | ○ | ○ |
一般公募されてない非公開求人情報 | ○ | ― | ○
学校に届いた求人 |
扱う求人数 | ○ | ◎
エージェントより多い |
△
エージェントより少ないケースが多い |
企業の選考ポイントを情報提供 | ○
キャリアアドバイザーが情報提供 |
― | △〜○
関係性によってバラツキあり |
応募企業の選定 | キャリアアドバイザー | 自分 | 自分 |
選考日程の調整 | キャリアアドバイザー | 自分 | 自分 |
相談できる相手 | キャリアアドバイザー | ― | 学内スタッフ
(専任とは限らない) |
相談のタイミング | ○
いつでもOK |
― | △
予約制 |
自己分析のサポート | ○
|
○
Web診断ツール |
○
|
業界研究のサポート | ○ | ― | ○ |
企業研究のサポート | ○
|
― | △〜○
ないケースも多い |
職種研究のサポート | ○
|
― | △〜○
ないケースも多い |
履歴書・ES添削 | ○ | ― | ○ |
面接準備 | ○ | ― | ○ |
企業からの評価フィードバック | ◎ | ― | △〜○
ないケースも多い |
就活エージェントでは、一般的に、就活生一人ひとりが最適な企業に出会えるために、以下のようなサービスを提供しています。
就活エージェントの多くは、登録後に個別面談を行っています。ここで就活生は就活の悩みを相談したり、就職先への希望などを伝えたりすることができます。
キャリアアドバイザーは、この面談によって、一人ひとりの就活状況や性格特性、強みを把握し、どんな企業がマッチしそうかを検討することに役立てているので、なるべく自分の状況や希望を率直に伝えると良いでしょう。
就活エージェントでは、個別面談での内容や希望などを基に、就活生に合いそうな企業の求人を選定して紹介します。
利用する就活エージェントによって抱えている求人はさまざまですが、就職情報サイト上では採用を終了した企業からの追加募集求人など、「非公開求人」を抱えているケースもあるでしょう。
多くの就活エージェントでは、面談アドバイスや、履歴書・ESに対するアドバイスなど、も行っています。
就活エージェントによっては、独自に仕入れた企業情報を開示し、企業ごとの評価基準などを基に指導やサポートを行うケースもあるようです。
一般的に就活エージェントを利用すると、以下のようなメリットが期待できます。
多くの就活エージェントでは、これまでの経験を共に振り返り、「やりたいこと」と「できること」を一緒に整理した上で、一人ひとりに合いそうな求人を紹介しています。
自分一人で探すよりも、やりたいことを実現でき、かつ強みを生かせる求人に出会える可能性が高まるでしょう。
多くの就活エージェントでは、ESの書き方がわからない、面接で何を言えばいいのかわからない…などの相談も可能です。
自己分析のサポートから、ESや面接でアピールすべきことを洗い出した上で、書き方、伝え方についてアドバイスを受けられるので、ESや面接での回答をより各企業に沿ったものにブラッシュアップできるはずです。
リクナビ就職エージェントが力を入れている取り組みと、それによって得られるリクナビ就職エージェントならではのメリットには以下のようなものがあります。
文系・理系だけでなく、学科や専攻など個人の属性に合ったアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートします。専門知識を持ったプロの視点で、さまざまなアドバイスが受けられるほか、就活に関する悩みや不安などを何でも相談できます。
また、自己分析、企業研究、ES作成、面接準備などすべての就活サポートを完全に無料で提供しているため、有料でのES添削や講座などは一切ないのも特徴の一つです。
国内大手企業だけでなく、リクナビには掲載されていないベンチャー企業や中小企業、さらにリクナビ就職エージェントだからこそ紹介できる非公開求人も多数あるのが特徴です。
リクナビ就職エージェントでは、若者雇用促進法の中で推奨されている「事業主による情報提供項目」(※)の網羅率を高めています。
また、企業情報を独自に収集し、応募をする前に仕事内容や企業のイメージが湧くように「1年目の仕事内容」や「職場の環境や雰囲気」「福利厚生・制度」などを求人票の時点で確認できるようにしています。
例えば、ランチは同じ部署の人で集まってワイワイ食べに行くことが多いのか、個人のタイミングで買ってきてデスクで食べることが多いのかなど、日常のささいな情報も確認できるので、より具体的に働き方や社風がイメージできるでしょう。
求人票に掲載されていない情報や、自分では直接企業に聞きにくいことがあれば、アドバイザーを通して聞くこともできます。
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万が一面接に落ちてしまった場合でも、フィードバックがあれば、改善するべきことが明確になります。自分に足りないことを補うために努力することで、他社の選考に生かすこともできるでしょう。
面接に通過した場合も、その理由を知ることができれば企業が魅力的に感じている自分のアピールポイントがハッキリするので、就活への迷いが少なくなります。場合によっては、「次回の面接では、〇〇についてもっと深掘りして聞く予定です」などと、次の面接準備につながるフィードバックが得られるケースもあります。
リクナビ就職エージェントでは、応募手続きはもちろんのこと、就活生の代わりに企業の採用担当者とさまざまな調整を行います。
例えば、「企業から提示された選考日程が、他社の面接予定と重複しているので再調整が必要」「内定承諾前に、面接では少し聞きづらい質問をしたい」「選考を辞退したい」「内々定を断りたい」といったことも任せられます。
リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーは、企業にとってではなく、学生にとって納得のいく就活をサポートする存在だからこそ、就活終了までさまざまな悩みや不安に寄り添います。
就活エージェントで紹介される求人が「希望に沿ったものではない」と感じる人もいるかもしれません。キャリアアドバイザーが、就活生一人ひとりの強みや持ち味、適性を考慮した結果ではありますが、思いも寄らない求人が紹介されて驚くこともあるでしょう。
どうしても自分には合わないと思ったのであれば、もちろん無理に応募する必要はありません。あらためて、自分の希望をアドバイザーに伝えましょう。
なお、「自分とは相性が合わない」と感じるアドバイザーが担当に就く可能性もゼロではありません。違和感を覚えたまま、伴走してもらうのはお勧めできません。リクナビ就職エージェントでは担当を替えることが可能なので、どうしても合わないと感じる場合は申し出ましょう。
就活の専門家やプロ目線でのアドバイスが欲しい人、自分に合う企業や業界がわからない人は、就活エージェントを利用するのがお勧めです。
就活の悩みは、家族や友人、学校のキャリアセンターなどにも相談ができます。しかし、例えば親(家族)に相談した場合、政府が定める就活ルールや最新の就活事情を正確に把握できていない可能性があります。また、キャリアセンターは学校によっては企業との接点が薄く、最新の採用動向までは伝えきれないケースもあるでしょう。
その点、就活エージェントは、毎年多くの就活生を支援するキャリアアドバイザーと、企業側の採用支援を行う企業担当者がいるため、企業の採用意向や学生の傾向など、最新の就活動向を踏まえたアドバイスが可能です。
自分の強みや良さは、自分一人で見つけるのは難しいものです。そして、たくさんの企業の中から、自分の強みや良さを発揮できる、自分に合った企業や業界を自分一人で探し出すのは、さらに大変なことと言えるでしょう。
多くの就活エージェントでは、ほかの就活生の情報や独自に収集している企業情報、学生と企業の希望がうまくマッチングした事例など、さまざまな情報を持っているはずです。それらを基に、あなたの強みを相対的に考えて言語化し、「こういうことに心地よさを感じる人はこういう企業が合う傾向にある」などの性格特性や志向にマッチした企業選定をすることができるでしょう。
新卒の就活エージェントは、大手企業から小規模企業まで、本当にたくさんあります。そして、それぞれに違う良さがあるため、「どの就活エージェントを選べばいいのかわからず、利用に至っていない」というケースもあるでしょう。
ここでは、就活エージェントを選ぶときのポイントを紹介します。
学生と企業に対して接し方などのルールやガイドラインを定めている就活エージェントの場合は、キャリアアドバイザーの対応がしっかりしている、と言えるでしょう。適切なガイドラインの下で運営されているのであれば、就活生の意思に反して無理やり選考を進めようとしたり、特定の結び付きが強い企業ばかりを推奨されたりすることはないはずで、比較的安心して利用できるかもしれません。
では、どうすればそのような就活エージェントを見極めることがでるのでしょうか。いくつかの例を紹介します。
<見極め方の例>
1. プライバシーポリシーや利用規約の確認
就活エージェントのWebサイトで、プライバシーポリシーや利用規約を確認しましょう。個人情報の取り扱いについて明確に記載されているエージェントは、適切なルールの下運営していると考えられます。特に個人情報をどのように保護し、どの範囲で企業と共有するのかが詳しく説明されているか確認してください。
2. エージェントの規模や運営実績をチェック
大手エージェントや運営歴が長いエージェントは、企業との接し方に関するガイドラインやルールが整備されていることが多いです。エージェントの運営実績や規模も見極める基準の一つとして考えましょう。
3. 就活生からの口コミや評価を確認
実際にそのエージェントを利用した学生の口コミや評価を参考にすることも効果的です。口コミサイトやSNSで、「無理な企業紹介をされた」「希望していない業界ばかり勧められた」といったネガティブな意見がないかをチェックしてみましょう。ただし、その口コミの信ぴょう性も確認する必要があります。
4. キャリアアドバイザーとの面談時に質問する
面談時に「どのような基準で企業を紹介しているか」「就活生の意思を尊重してくれるか」などを直接確認するのも見極め方の一つです。具体的な質問に対して明確で納得できる回答を得られるかが重要ですので、遠慮せずに尋ねてみましょう。
担当のキャリアアドバイザーと波長が合うかどうかは、ストレスなく就活エージェントを利用するために重要です。
例えば、気軽に悩みを話せる友達のような関係性のキャリアアドバイザーがいいという人もいれば、事務的でもいいので的確なアドバイスをくれるプロ意識の高いキャリアアドバイザーの方がいいという人もいるでしょう。
自分が話しやすいかどうかを含めて、「波長が合う」かどうかという感覚的なことも大切です。
担当キャリアアドバイザーとの相性は、実際に面談をしてみるのが一番でしょう。
ちなみに、就活エージェントに登録をして、キャリアアドバイザーと面談をしたからといって、絶対にそこで就活を進めなければいけないわけではありません。企業を紹介されたとしても、選考を受けるかどうかは就活生が決めることなので、まずは相性チェックのつもりで登録と面談までは進めてしまうのも一つの方法です。
昨今は、SNSなどで就活の悩み相談をしていたら、いつの間にか就活エージェントへの利用登録がされていたというケースもあるようです。一概には言えませんが、「悩み相談をしているうちに何でも気軽に話せる友達のような関係性になれて良かった」と感じる人もいる一方で、「親しくなり過ぎて紹介された求人を断りづらい」と悩む就活生もいるようなので、注意しましょう。
担当キャリアアドバイザーと波長が合うかどうかは、実際に面談してみるまではわかりません。しかし、リクナビ就職エージェントでは、前述した通り、「合わないな」「話しづらいな」と感じたときには、いつでも担当キャリアアドバイザーの変更が可能です。
サービスのお問い合わせページ、または初回面談終了後に送られてくる担当者以外からのメールに、担当キャリアアドバイザーの変更を希望する旨を書いて送信してください。特に理由を詰問したり、責めたりすることもありません。
リクナビ就職エージェントには、多くのキャリアアドバイザーがいるため、「こんな人が担当してくれると安心して相談しやすい」という希望も添えていただければ、きっとあなたと波長の合う人を紹介できるはずです。
ここでは、就活エージェントの利用の仕方を紹介。リクナビ就職エージェントの登録から活用までの手順も、就活スケジュールを踏まえて具体的に解説します。
一般的には、各就活エージェントのサイトより会員登録を行うことからスタート。ほとんどの場合、無料で登録でき、サポートを受けることができます。
その後、担当アドバイザーとメールや電話などでコンタクトを取り、初回の面談の日時を設定。就活に関する相談を行いながら、どんな業界・職種、そしてどんな企業が自分に向いているのか、洗い出してくれます。
また、希望すれば自分に合いそうな求人を紹介してもらえます。基本的には選考の日程調整は就活エージェントが行い、面接の練習などといったサポートも受けることが可能。内定が出た後は、どの企業が自分に向いていそうか、相談しながら決めていくこともできます。
リクナビ就職エージェントでは、以下の流れに沿って就活に関する専門知識を持つプロのアドバイザーが、マンツーマンで就活に伴走します。
まずは会員登録をしましょう。リクナビ就職エージェントでは登録も、その後のサービス利用もすべて無料です。会員登録は、大学生・大学院生であれば何年生でもできます。
リクナビ就職エージェントの場合、サイトから無料登録した後はまず、電話で面談を実施します。キャリアアドバイザーが就活生一人ひとりの就活に関する悩みや不安、就職に対する志向や思い、描いている将来像などをヒアリングするので、今抱いている率直な思いをぜひぶつけてみてください。
なお、この就活相談は大学3年生の秋ごろから始まります。この時期以前に登録をした方ユーザーには、登録時にその旨をメールで連絡し、就活相談など各種サポートが始まったタイミングであらためてメールを送ります。
大学3年生の秋以降から、国が定める就活の採用広報開始の時期(大学3年生の3月)までは、主に業界研究・ESアドバイス・面接準備などのサポートを行っています。
国が定める就活スケジュールでは、大学3年生の3月から就活が本格的にスタートします。リクナビ就職エージェントでは、3月を迎えた際に不安なくスタートできるように、キャリアアドバイザーが3月以降の具体的な活動計画作りをサポートしています。
大学3年生の3月以降は、本人の希望や強み、持ち味などに沿った求人情報を紹介し、書類選考~面接といった一連の活動にも伴走、スケジューリングも行います。その過程で、例えば応募先の決め方や、ESの書き方、面接の仕方など、就活で困ったことやわからないことがあったら、どんどん相談しましょう。
複数の企業から内定が出て、どの企業に決めればいいか迷ったときも、リクナビ就職エージェントを活用してください。強みや志向をベースに、どの環境が合っていると思われるのか客観的な視点でアドバイスするので、自身の思いも整理できると思います。
就活期間を不安なく走り切りたいという方は、ぜひリクナビ就職エージェントの活用を検討してみてください。
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「企業研究のやり方がわからない」「そもそも企業研究は必要なの?」と感じている人に向けて、リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーが企業研究の必要性や調べること、具体的な進め方などを解説します。企業研究ノートの作り方やテンプレートも紹介するので参考にしてみましょう。
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企業研究とは、1つの企業について調べ、さまざまな角度から理解を深めることを指します。自分が働きたいと思える企業を見つけるには、その企業のさまざまな面が自分の志向や適性にマッチしているか見極めることが必要です。
企業によって、仕事内容や働き方、企業文化、社風、キャリアパスなどは異なるものです。目指す業界や職種がある場合でも、その企業が自分に合っているかをきちんと検討することが重要です。ミスマッチな企業を選択してしまわないためにも企業研究をしっかりと行いましょう。
また、企業研究をしていない場合は、「なぜその企業で働きたいのか」「入社後にどのようなことを実現したいのか」「将来どのような姿を目指したいのか」などを具体化しにくいものです。選考過程で志望動機や将来のキャリアについて聞かれても、説得力のある回答ができず、苦戦することも考えられます。就活において、企業研究は自己分析と同じくらい大切だと考えましょう。
企業研究で調べることを具体的に解説していきます。
基本情報として、企業概要を調べましょう。資本金、売上高、営業利益、社員数などを調べることで、企業規模や事業規模を想定しやすくなります。売上高・営業利益がこの数年間でどう推移しているかまでリサーチすれば、近年の業績の傾向も把握できるでしょう。
また、設立年度や上場・未上場について調べれば、企業の歴史や立ち位置なども確認できます。本社・事業所の所在地を確認し、勤務地や転勤の有無なども把握しましょう。
企業が手がける主力事業や関連事業、商品やサービスの特徴について調べます。ビジネスモデルについては、法人を顧客とする「BtoB(Business to Business)」、一般消費者を顧客とする「BtoC(Business to Customer)」の違いもあります。同じ職種でも顧客によって仕事内容が違うこともあるので、理解を深めておくことが大事です。
企業の強みや業界内での立ち位置を知ることで、「なぜ競合他社ではなく、この会社を志望するのか」を明確にしやすくなります。ビジネスモデルの強み、業界内でのシェア、競合他社との違いなどを調べましょう。
企業理念や経営理念は、その企業が大切にしている価値観を知るために役立ちます。「企業の考え方に共感できるか」「自分の価値観に合っているか」を考えることが大事です。
企業の動向や今後の事業展開などを調べることで、成長性や将来性、安定性などを確認できます。現在、注力している事業や新規事業、今後の事業方針などに注目してみましょう。
どのような職種があるのか調べ、具体的な仕事内容や仕事のやりがい・難しさなどを把握しましょう。自分がイメージするような仕事に携われるのか、やりたいことに合致しているのか確認することも大事なポイントになります。
入社後に活躍できるかどうかを判断するためには、企業が求める人物像や仕事で必要とされるスキルを調べることがポイントです。自分に合致する部分を探すことで、向いている仕事かどうかを判断しやすくなるでしょう。
「職場の雰囲気が自分に合っているか」「一緒に働く人との相性が良いか」という点も仕事のモチベーションや働きやすさに影響するものです。「チームワーク重視」「個人の裁量が大きい」など自分の価値観に近い働き方ができるか、共感・尊敬できる人物が働いているかを考えてみましょう。
残業時間や休日・休暇などのワークライフバランスも調べましょう。仕事を続けていく中では、自分に合った働き方ができることも重要です。
自分が目指すライフスタイルを実現できるか判断するには、平均年収や昇給制度などを確認することも必要です。また、頑張りに見合った報酬を得られることがやりがいになるケースもあります。
福利厚生、子育て支援の制度、テレワークやフレックスなどの柔軟な働き方の制度は、働きやすさを判断するポイントになります。理想のライフスタイルや将来のライフプランをイメージし、実現しやすい環境があるか考えてみましょう。
成長できる環境があるか判断するために、教育体制や研修制度を調べましょう。新人研修以降も成長に応じた研修を行う企業や、海外留学制度・資格取得支援制度などを用意している企業もあります。また、キャリアパスを調べることで、入社後に目指せるキャリアをイメージしやすくなるはずです。
募集職種、採用人数、選考プロセスなど、採用に関する情報を収集しておけば、応募の際に役立ちます。仕事体験やインターンシップなどの開催情報も確認しましょう。
実際に働く社員に対して感じたことを整理すれば、自分に合う会社かどうかを判断しやすくなります。「自分が目指す社会人の姿に近いか」「一緒に働きたいと思えるか」などを考えることが大事です。
企業選びで大事にしている軸に対し、合致しているかを考えましょう。「仕事のやりがい」「一緒に働く人への共感」「働きやすい環境」など、自分の軸に対して納得・満足できる点を明確にすることが重要です。
企業研究の具体的なやり方、調べ方を紹介します。
企業の採用ページで全体像を把握しましょう。職種や仕事内容、求める人物像、教育・研修体制、福利厚生・各種制度、ワークライフバランスなどについて、学生にもわかりやすい情報を掲載しているケースが多く見られます。
また、社員インタビューなどで、仕事のやりがいやキャリアの可能性、働きやすい環境、社風・企業文化などに対する理解を深めることもできます。
就職情報サイトには、新卒採用を行っているさまざまな企業が掲載されています。それぞれの企業ページでは、企業概要や採用情報、求める人物像などを調べることができ、掲載情報の項目も統一されているので比較検討しやすいでしょう。
企業のコーポレートサイトでは、より詳細な企業概要・事業内容を把握できる上、企業理念・経営理念、社長メッセージなどを掲載するケースも多く見られます。上場企業の場合、株主に向けたIR情報として、中長期の事業・経営戦略や今後のビジョンなども掲載しています。
OB・OG訪問を行い、先輩社員に直接話を聞くこともおすすめです。その企業で働いている社員からリアルな話を聞くことで、仕事のやりがいや難しさ、働きやすさ、キャリアの可能性などをイメージしやすくなります。また、気になる点を率直に質問することもできますし、「一緒に働きたいと思えるかどうか」を判断する材料にもなります。
インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムや会社説明会に参加すれば、その企業で働く社員や職場の雰囲気などに触れることができます。社員に直接質問することも可能です。
会社説明会では、具体的な事業内容や今後のビジョンなどを知ることができます。社員が具体的な仕事内容や仕事のやりがいなどについて直接話すケースも多いので、よりリアルな内容を知ることができるかもしれません。
また、一緒に参加している学生は将来、同期になるかもしれないため、その雰囲気が自分に合うかどうか確認するのも良いでしょう。
新聞やニュースを通じて、気になる企業や業界の動向について確認できます。日ごろから経済新聞や経済ニュースのサイト、ビジネスニュースの番組などをチェックすることが大事です。また、筆記試験や面接などで昨今の社会情勢や時事ニュースに対する考えを問われることもあるので、回答に役立つでしょう。
さまざまな企業の情報を掲載している本があります。売上高や営業利益などの基本情報をフォーマット化して掲載しているので、比較検討に役立ちます。
また、平均年収や離職率などの情報を掲載している本もあるので、企業に直接聞きにくい情報も収集できるでしょう。
『業界地図』と銘打った本では、各企業の業界内における立ち位置なども解説しています。強みや競合他社との違いを把握できるので、志望動機の作成にも役立ちます。
企業研究で得た情報は、整理してまとめましょう。企業選びやエントリーシートの作成、面接準備などに役立てることができます。
企業研究で調べることの項目をそろえておくと、各社を比較検討しやすくなります。企業研究ノートのテンプレートを紹介するので、こちらを参考に作成してみましょう。
【テンプレート】
企業研究ノートのテンプレート ダウンロード
企業研究ノートをまとめる際には、以下の方法があります。
1:ノートを1冊用意する
会社説明会などに持参でき、その場で書き込める。
配布された資料を貼り付けることができる。
2:ルーズリーフを使って1冊のファイルを作る
新しい情報を得た際に、ページを追加することができる。
企業研究ノートの大きさは、自分が使いやすいサイズを選びましょう。持ち運びやすいのはA5やB5などのコンパクトなサイズですが、配布資料などを貼り付ける場合はA4サイズが便利です。また、手書きすることが苦手な人は、パソコンやスマートフォンを使い、企業別にファイルを作成する方法もあります。
企業研究の成果をその後の就活に生かすためのポイントを解説します。
企業研究を進める際に、「すべての理想を満たせる企業だけを調べたい」と考えるケースもありますが、それだと当てはまる企業は限定されてしまうでしょう。選択肢を広げるためには、「自分が大切にしたい軸に合致しているか」を最低限の基準として、幅広い企業を視野に入れることが大事です。
その企業に対して感じた魅力や気になった点などを整理した上で、総合的に分析すれば、自分に合う企業かどうかを見極めやすくなります。仕事内容や将来のキャリア、働きやすさ、社風など、さまざまな角度から検討し、自分が働く上で大事にしたいことや将来実現したいことにマッチしているか考えてみましょう。
エントリーシートや応募書類では、志望動機や自己PRなどを問われるものです。企業研究ノートを確認し、「なぜその企業を志望するのか」「他社にはない魅力は何か」「どのように自分の強みを生かせるのか」などをあらためて考えることで、説得力のある回答を作成できるでしょう。
面接では、志望動機や自己PRに加え、将来目指すキャリアなどについても問われます。また、競合他社との比較や業界展望などについて聞かれるケースもあります。面接前に企業研究ノートを確認し、自分の考えを整理することで、より説得力のある回答につなげていきましょう。
「企業研究のやり方がよくわからない」「自分一人で進めるのは難しい」と思ったら、就職エージェントに相談してみましょう。
リクナビ就職エージェントでは、一人ひとりの進度に合わせたサポートを行っています。就活のプロが、今やるべきことや今後に必要なことについて具体的なアドバイスをするため、不安や疑問の解消に役立ちます。アプリやメールなどでも相談できるので、気軽に質問してみるのもおすすめです。
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『リクナビ就職エージェント』は就活を無料で支援するサービス。
会員登録後、専任のアドバイザーが個別に電話相談を行い、あなたの希望や適性に合う企業選びを一緒に考えます。
エージェントだからこそできる求人情報の紹介、面接アドバイスやOpenESの添削なども行っています。
プロフィール 松崎香織(まつざき・かおり)リクルートへ転職後、新卒・中途領域のキャリアアドバイザー業務に従事。中途採用では主に第二新卒の方の転職支援を経験し入社後の活躍の大切さを痛感。新卒採用では“活躍を見据えた、納得感のある支援”に向き合っている。
「業界研究のやり方がわからない」と感じている人に向けて、リクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーが効率的な進め方を解説します。業界研究で調べることや具体的な進め方、就活に役立つ業界研究ノートの作り方などを紹介するので参考にしてみましょう。
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世の中にはさまざまな業界の種類があり、それぞれ特徴は異なります。業界研究は、業界の成長性や将来性、業界の構造・仕組み、働き方・仕事内容などを調べて分析し、理解を深めるために行います。
業界研究は、自分が働きたいと思える業界を見つけたり、興味を持てる仕事や企業を探したりするために役立ちます。また、興味のある業界を深く知ることで、自分に合うかどうかを判断したり、志望意欲を高めたりすることもできるでしょう。
「業界」とは、「企業」を産業別に分類したものを指します。「業界=同じ産業領域における事業・サービスを展開・提供する企業の集まり」と考えるとわかりやすいでしょう。先にも述べた通り、「業界研究」では1つの業界の全体像を調べます。
一方、「企業研究」では興味のある1つの企業について、より具体的に調べます。志望度の高い企業を見つけたり、志望動機の説得力を高めたりすることに役立つでしょう。
興味のある企業や、企業選びの軸が明確な人は企業研究から始めると良いでしょう。
企業選びの軸が定まっていない人は業界研究を先に行うことで、その業界内の企業・職種・仕事内容などを理解しやすくなるでしょう。企業研究を行うときにも、業界の全体像を把握している方がより理解を深めやすくなります。また、興味を持てる業界が見つかれば、その業界の中で自分に合う企業や仕事を探すこともできます。それまで知らなかった業種・職種なども発見しながら、自分の可能性をより広げていけるでしょう。
「業界研究はやらないとダメ?」と思う人もいるかもしれません。ここでは、業界研究の目的について解説します。
業界研究は、幅広い業界の中から志望する業界を検討したり、絞り込んだりするために役立ちます。自分が働きたいと思える業界が見つかれば、それを軸に企業選びを進めることもできます。効率的に自分に合う職種や企業を探すために役立てられるでしょう。
自分の適性に合う業界を見極めるために行います。業界研究で知識を深めていけば、仕事内容や働き方などへの理解も深まり、「自分に向いているか」「活躍できる場所や可能性があるか」なども判断しやすくなります。
志望度の高い業界や興味を持った業界の知識を得て、理解を深めるために行います。自分が抱いていたイメージとの違いを知り、そのギャップを埋めればミスマッチを防ぐことに役立ちます。
また、業界研究で得た知識によって、入社後にどのような活躍・貢献ができるのかをイメージしやすくなり、志望動機の説得力を高めることもできます。エントリーシートや面接選考でもより具体的な回答ができるでしょう。
ここでは、業界研究の具体的なやり方を紹介します。
就職ジャーナルは、業界研究に役立つ記事を掲載しています。各業界の構造やビジネスモデル、仕事の魅力などについて解説する記事や、業界研究の進め方やポイントを紹介する記事などを読むことから業界研究をスタートしてみましょう。
「タグ一覧」から、「#業界・企業研究」のタグをクリックすると、業界研究に関する記事を読むことができます。
また、リクナビ就活準備ガイドの「業界ナビ」もさまざまな業界について解説する記事を掲載しているのでおすすめです。
「業界団体」とは、特定の産業や業種に携わる企業や経営者などで構成されている団体のことです。業界団体のホームページは、業界の概況や動向などの情報を掲載していることがあるので調べてみましょう。
業界内の売り上げやシェアなどでトップに立っている企業やライバル企業などのホームページを調べてみる方法もあります。それぞれの企業の事業の特徴や業界の第一線を走っている理由、企業理念や事業方針などを知ることで、興味を持てるポイントが見つかるかもしれません。
経済新聞やニュースサイトでは、さまざまな業界のビジネスの動向や最新ニュースについてタイムリーに情報を発信しています。興味を持った業界や、将来性を感じた業界について、より詳しく調べていくこともできるでしょう。
それぞれの業界について解説する本では、業界の構造やビジネスモデルの特色、業界内の職種、最近の動向などを紹介しています。『○○業界の〜』など、興味のある業界名をタイトルに掲げている本を探してみましょう。
また、『業界地図』と銘打っている本は、さまざまな業界を網羅して解説しているため、日本の産業の全体像を捉えることにも役立ちます。複数の出版社から毎年発刊されているので、最新刊の情報を確認しましょう。
学校や自治体、企業などが開催している業界研究セミナーでは、業界研究に役立つ情報を学べます。まずは学校のキャリアセンターなどで業界研究セミナーの開催予定がないか確認してみると良いでしょう。
合同企業説明会にはさまざまな業界の企業が参加しているので、各社の話を聞いてみるのもおすすめです。就活初期の場合、興味のない業界にも着目すれば、自分では気づいていなかった魅力的な業界を発見できるかもしれません。
OB・OG訪問を行い、社会人の先輩に直接話を聞く方法もあります。実際にその業界で働く人からリアルな情報を聞くことで、具体的なイメージが湧きやすくなるでしょう。
業界研究を進める際のポイントを紹介します。「何を調べればいいのかわからない」という場合も参考にしてみましょう。
業界の全体像や主要な企業のビジネスモデルを調べ、業界全体がどのようなビジネスで収益を上げているのかを理解しましょう。
ビジネスモデルには、法人を顧客とする「BtoB(Business to Business)」と、一般消費者を顧客とする「BtoC(Business to Customer)」があるので、商品やサービス内容の特徴だけでなく、誰を顧客としているのかを知ることも大事です。
さらに、その業界のビジネスに関連する業界なども調べれば、自分が興味を持てる業界の幅を広げやすくなります。
業界全体の動向や将来性を調べることで、ビジネスの成長性や発展性、将来のキャリア形成、安定的な雇用などが望めるかを検討しやすくなります。
業界団体のホームページで市場の成長率やビジネスのトレンドなどを調べ、社会環境の変化に対応していけそうか考えてみましょう。業界の主要企業の売上高や営業利益とその伸び率、新規事業の展開や事業・経営における今後のビジョンなどを調べれば、業界全体の将来性の分析にも役立ちます。
業界内の職種や具体的な仕事内容も調べましょう。同じ業界内でも職種によって働き方や仕事のやりがいは違うものです。すでに志望職種がある場合でも、業界によって仕事内容や仕事の進め方などが異なる可能性もあるので、きちんと調べた上で、自分のやりたいことや強みを発揮できることに合致するか考えてみましょう。
その業界で活躍できるかどうかを知るために、求める人物像や向いている人の特徴を調べましょう。業界のビジネスモデルによって、求める人物像の傾向は違ってくると言えます。例えば、チャレンジ精神や自律的に行動する力が求められる業界もあれば、緻密な分析力やコツコツ地道に取り組む力が求められる業界もあります。どのような人物を求めているのかは、業界の主要企業のホームページなどで調べることもできるでしょう。
自分自身が「就活で重視していること」に対し、合致する部分があるか調べましょう。例えば「世の中に貢献する仕事がしたい」という点を重視している場合でも、ビジネスモデルや顧客層、取引先の業界などによっても貢献できる内容は違ってきます。具体的にどのような貢献ができるのか確認し、自分の考えに合致しているか考えてみましょう。
魅力や不安を感じた点を整理しておけば、ほかの業界との比較検討に役立ちます。また、疑問点もまとめておくと、会社説明会やOB・OG訪問などの際に確認しやすくなります。
複数の業界を調べることで「自分が働きたいと思えるのか」「自分に適性があるのか」などの比較検討がしやすくなります。また、魅力を感じた業界に共通する点などを分析することで、自分の就活の軸も定めやすくなるでしょう。
業界研究を進めたら、その成果を次のステップに生かすことが大事です。興味を持った業界の中で気になる企業をピックアップし、企業研究を進めましょう。
そこから気になる企業の会社説明会やインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムなどに参加することで、自分が働きたいと思える企業を探しやすくなるはずです。また、エントリーシートを作成する際にも、志望動機や自己PRを考えるヒントにすることができます。
業界研究の成果は、ノートにまとめることがおすすめです。1冊のノートを用意し、各業界について調べた内容を項目ごとに整理して書き込みましょう。会社説明会の配布資料などを貼り付けることもできます。
ノートの大きさは、持ち運びやすさ、書き込みや資料添付のしやすさを踏まえ、使いやすいサイズを選びましょう。手書きが苦手な場合は、パソコンやスマートフォンを使って、WordやExcelなどで作成する方法もあります。
業界研究ノートに書く項目を統一することで、各業界の魅力を比較・検討しやすくなります。書き込む項目の例を以下に紹介します。
<業界研究ノートに書く項目>
業界研究ノートのそれぞれの項目の横には、魅力度を評価する欄も設けましょう。1〜5点などで評価することで、相対的な比較がしやすくなります。
【テンプレート】
業界研究ノートのテンプレート ダウンロードはこちら
【見本】
業界研究を進める際に、よくある疑問にお答えします。
A:なるべく早い時期からスタートすることがおすすめ。各業界の気になる企業をピックアップしておけば、インターンシップへの応募やOB・OG訪問を進める際にも役立ちます。また、行動することで自分の思考が深まり、より多くの情報に目を向けやすくなるでしょう。
A:リクナビなどの就職情報サイトに掲載されている企業の場合は、会社名で検索すれば企業情報を確認できます。また、『業界地図』と銘打った本には、業界の主要企業をはじめ、多くの企業が掲載されているので、こちらで調べてみる方法もあります。
A:「業界研究の進め方がよくわからない」「自分一人では無理かも」と思ったら、就職エージェントに相談してみましょう。リクナビ就職エージェントでは、就活のプロが学生の皆さんのキャリア相談に乗っています。一人ひとりの就活の進度に合わせてサポートやアドバイスを行うので、自分に向いている業界がわからない場合なども、相談することで出口が見つかるかもしれません。
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