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結婚歴アリでも、恋愛経験ナシでも次々と結婚…「30~40代に優しいマッチングアプリ」って?

「マッチングアプリって……なんか怖くない!?」 「本当に運命の人に……出会えるの?」 「私のプロフィールに……『いいね!』がくるの!?」  新しい出逢いの形として定着した、マッチングアプリ。でも、恋活・婚活するなかで、漠然とした不安を抱えながら利用していたり、利用に躊躇している読者も、きっと多いはず。そこで、今回は経験者による座談会を開催しました! 37年間交際経験ナシから僅か1年で結婚したやぎゅうさん、11年間彼女なしから逆転結婚のガリベンズ矢野さん。真実の愛を見つけたみんなは、どうマッチングアプリを使ったの? 率直すぎる座談会スタートです! ●座談会メンバー ガリベンズ矢野:1981年生まれ、香川県出身のお笑い芸人。横浜国立大学卒業。ものまねを得意とし、レパートリーにくりぃむしちゅー上田晋也、ひろゆき、ずん飯尾、サンドウィッチマン富澤など多数。妻とはマッチングアプリで出会い、1年後に結婚。一児の父。 やぎゅう:1985年生まれのお笑い芸人。豊満ボディをネタにしたお笑いで活動するもコロナ禍で120kgになったことで減量を決意し、60Kgのダイエットに成功する。37年間交際経験ゼロだったが、マッチングアプリ「マリッシュ」で婚活を開始、出会って半年で結婚 SPA!編集部・M:結婚歴あり。日々の業務に追われながらも、そろそろパートナー探しを再開しようと思っている……。アラフォー編集部員。 菊乃:恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。2011年に恋愛相談業で独立。著書に「あなたの『そこ』がもったいない。」(すばる舎)他4冊。女子SPA!で婚活コラム連載中で、今回座談会の司会進行。

マッチングアプリは、怖い人が集う場所!?

_TAK3807――まず皆さん、“マッチングアプリ”ってどんなイメージをお持ちでしたか? ではさっそく「ひろゆきさん」お願いします。 矢野:あのぅ、まず僕は、マッチングアプリはどちらかというと否定派だったんですよ。なんだろう……ネットワークビジネスに勧誘されるとか、サクラがいるとか、そういった話をよく耳にしますからね。 M:これは、矢野さん、ひろゆきさんのどっちの話ですか?(笑)。 矢野:あ、矢野の本心です(笑)。 やぎゅう:実は私もマッチングアプリは、いわゆる「ヤリモクが集う場所」みたいなイメージでした(苦笑)。私は37年間、交際経験ゼロだったので、自分のような恋愛初心者が登録したらロマンス詐欺に騙されたり、既婚者に遊ばれたりするんじゃないか……と不安を抱いていましたね。 ――では、そんなマッチングアプリに良くないイメージを持っていた皆さんが、利用をはじめた理由は? 矢野:実は僕、43歳なんですけど、28歳から39歳まで11年間、彼女がいなかったんですよ。 一同:えー! M:芸人さんって、女遊びは芸の肥やしで、ヤリチンじゃないんですか!? 矢野:ヤリチンって、「なんかそういうデータあるんですか?」(笑)。彼女がいなかったのは、単純に僕がモテなかったからです。ごく僅かにファンはいましたが、それよりも男同士で安居酒屋で飲んでいるほうが好きというか……。だけど、ふと気づいたら、周りの芸人仲間がマッチングアプリを使いはじめた。「おいおい、大丈夫かよ?」「どうせ変な女に引っかかるぞ!」ぐらいに最初は否定的だったんです。でも、使ったことないのに否定するのもな……と、試しに登録しました。 やぎゅう:私はもともと体重が120kgあったのですけど、コロナ禍にダイエットをしてマイナス60kgの減量に成功して。ダイエットがひと段落したときに……、漠然と将来への不安や孤独を感じたんです。芸歴15年を迎えて、「この先、どうするんだろう!?」という焦りもありましたね。また、やせたことで男性から声をかけられることが増えたので、「もしかしたら……、今の自分なら昔よりも婚活しやすいのかな?」と思えたのも大きくて。 M:自分に自信が持てると、踏み出したくなりますよね。 やぎゅう:そうなんですよ。そんなとき、元相方の女芸人がマッチングアプリの「マリッシュ」で出会った男性と結婚をしたんです! そこで私も「使ってみようかな……」と背中を押されるようにはじめました。恐る恐るですが(笑)。 ――やぎゅうさんは他の結婚相談所、街コンとかには参加せず? やぎゅう:いやぁ……実は街コン、婚活イベントにはさんざん参加しました。でも、あれって可愛い女性に一極集中するじゃないですか!(苦笑)。 M:わかる! あれは残酷だよなぁ。 矢野:男側もそうだよ。イケメンや金持ちにいくじゃん。 やぎゅう:あと、結婚相談所が登録料数十万円…という世界。売れないビンボー芸人には手が出せません。だからお値段と効率性を考えて、マッチングアプリかなと。

マリッシュは年齢層の高さに特化している

_TAK3942――今、30~50代の出会いって、マッチングアプリが主流になりつつあるんですよ。そして非常に満足度は高いんです。 chart00 M:私も取材でもさまざまなアプリを使いましたが、アプローチしてくる男性は幅広いな~とは思っていました。ただ、アプリごとに“年齢層”があるように思います。若者しかいないアプリもあったり。 やぎゅう:そうなんですよ! 私もさんざん調べあげましたよ。真面目に婚活をしたいと思ったので、30~40代の登録者が多いといわれるマリッシュに登録しました。なにより相方がマリッシュで結婚したので、「ほかのアプリは怖いけど、これなら私も大丈夫なのでは?」と思えて(笑)。 矢野:えっ、それはどういう意味?(笑)。 やぎゅう:恋愛経験がない私と同じようなスペックの相方にも、素敵なパートナーができたならば! と勇気を貰えましたね!(笑)。マリッシュは、シングルマザー、シングルファザーを応援していたり再婚活の人もいたり、中年層の婚活に応援している印象があったので、当時37歳の私にも心強かったです。 ――マッチングアプリは目的や登録者の年齢層など、“自分に合ったアプリ”の見極めが大切ですよね。 M:そうそう、周りのアラフォーの女友達でも真剣な出会いを求めているのに、なにも知らずに遊び目的のマッチングアプリに登録しちゃって、大変な目にあったコもいました。 矢野:まぁ、“適材適所”をうまく見極めて、マッチングアプリで出会ったほうが効率的ですよね」って、ひろゆきは思います。 やぎゅう:ひろゆき、自分のこと“ひろゆき”って絶対言わない(笑)。 30~50代の真剣な婚活&出会い探しなら>>>

“リア充感”があり過ぎるプロフィールは、怪しい!?

_TAK3846――では、皆さんが実際にマッチングアプリを使ってみた感想を教えてください。 やぎゅう:まず、私は警戒心の塊なので……表示される男性のプロフィールも超疑心暗鬼でしたね。 M:えっ、気軽に「いいね!」はしないの?(笑)。 やぎゅう:しません!(鼻息荒く)。プロフィールの段階から、やたら“多趣味”なことをアピールしている人は避けましたね(苦笑)。「カフェ巡り、シーシャバー、サウナ」とか書いている人を見ると、「そんなに“リア充”なのにマッチングアプリに登録しているの!? ヤリモクだ!!」と思ってしまいました。 矢野:あなた偏見がスゴいですねぇ(苦笑)。 やぎゅう:あと、あまりに“ハイスペ”な人も「あやしい」と思っちゃう。 M:たしかにあまりに高収入だったり、モデルのような美男美女は「コイツはなにか裏があるな……」と思っちゃいますもんね(笑)。 ――その点マリッシュは、収入の確認が取れている人には「収入証明」マークがついているので判断の安心材料になりますよね。矢野さんはいかがでしたか? _TAK3922矢野:やぎゅうさんが言うように、僕もムダに「遊んでいる」と勘違いされても不本意なので、“リア充感”はあまり出さないようにしていました。ただ一方で、まず会えないとなにも始まらない。プロフィール写真は、コップを顔の近くに持ってきて小顔に見せたり、ちょっとだけ盛りました(笑)。 M:芸人さんってプロフィールに「芸人」って書くんですか? 矢野:いやいや、さすがに「芸人」という欄はないから「自営業」を選んで、「エンタメ関係」と書いていましたね。 やぎゅう:女芸人でもマッチングアプリを始めている人が多いって噂です。 M:へえ~。じゃあ「自営業、エンタメ」は芸人さんの可能性があるかもしれませんね(笑)。

やぎゅうさんの写真に「いいね!」300件

_TAK3855 screenshot01 ――普段出会えないような職種の人と出会えるのも、マッチングアプリの醍醐味ともいえますからね。やぎゅうさんは、どんなプロフィールを載せたのですか? やぎゅう:私は、自分と金銭感覚が合う人と出会いたかったんです。だから「お金のかかる女」と思われないように、カジュアルな雰囲気を目指しました。映画『トップガン』の観に行ったときの写真で「サブカル好き」をアピールしたり、大盛りごはんを持って笑っている写真もアップしたり。 矢野:それ、食費がかかりそうなんだけど(笑)。女性って男性からの「いいね!」がいっぱい来るんじゃないの? やぎゅう:あまり覚えてないんですけど、たぶん300以上はあったと思います。 M:さ、300すごい! めちゃくちゃマッチするじゃないですか! ――女性は本当に「いいね!」がきますよ。だいたいの女性が、いいね!の嵐……。 _TAK3960やぎゅう:でも、マッチングはしない、させない。 矢野:えっ、なんで? させない? やぎゅう:37年間彼氏なしの女ですよ! そんな、軽い「いいね!」なんて信じられるかって話ですよ!(怒)。警戒心の塊なので自分に「いいね!」をくれた人には会わずに、自分から「いいね!」をした男性としかやりとりをしませんでした。言い方は悪いですが、「相手にナメられてはダメだ」と思っていましたね(笑)。 M:それ、とても大切ですね。マッチングアプリっていろんな人がいるし、なかには失礼な人もいますもんね。 ――マッチングアプリではお相手を探す際、いろいろと検索条件がありますよね。やぎゅうさんはお相手を選ぶ際になにか気になる条件はありましたか? やぎゅう:私は「原石を探す」と決めていたんです。 矢野:あなたは宝石商ですか? アイドルプロデューサーですか? やぎゅう:いや、すでにイケてる人じゃなくて、これから“イケてる”になるダイアの原石を見つけたかったんです! まず、マリッシュは登録者の年齢層が高いということで、同い年から50歳くらいの男性に絞って検索していました。ほかにも検索条件には居住地、学歴などさまざまなありますが、私がこだわったのが「体型」の項目です。マリッシュでは「スリム」「やや細め」「普通」といくつか選択肢があるのですが、私はあえて「ややぽっちゃり」を攻めていました。 screenshot02――それはなぜですか? やぎゅう:これは私の持論なのですが……、マッチングアプリといえども登録している女性の中には「ぽっちゃり」を外す人が多いと思うんです。 M:アプリだからこそ、気軽に理想を求めちゃいますからね(笑)。 やぎゅう:でも、それって勿体なくないですか? だって、もしかしたら豊満男性のなかに、痩せたら超イケメンがいたり、信じられないお金持ちいたり、超優しい菩薩男がいるかもしれないのに! 矢野:確かに。そこは冷静な判断だなぁ~。 やぎゅう:私は自分よりも年収があって性格がよければいいなと思っていて。世の中には、性格もいいのに「ぽっちゃり」という理由だけで、恋愛対象から外されている人も多い。実際、私が出会ってきた笑顔が素敵なぽっちゃりさんに悪い人はいなかったです。だからこそ、「ここは見過ごされがちなぽっちゃりさんに絞ろう!」と思ったんです。 矢野:その絞り込み方、さすが。優秀っすねぇ。(ひろゆき風) やぎゅう:ひろゆきさん、ありがとうございます(笑)。あと、もしもお相手が本気で痩せたいなら、ダイエットの先輩として私がサポートしてあげられるんじゃないかとも思ったのもひとつの理由です。

「晋也さんですか?」と美女からのダイレクトメッセージ

_TAK4099――矢野さんは、マッチングアプリでどんな女性と出会ったのでしょうか? 矢野:実は僕、1人しか会ってないんですよ。それが今の妻です。 一同:ええーーー! M:で、出た、それが今の妻です、ってパターン! 矢野:登録してすぐに「晋也さんですか?」っていうDMがキレイな女性から来たんですね。僕は別の名前で登録してるんですが、よく「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんのモノマネをしているので、それで「晋也さんですか?」と聞いてきたらしいんです。 M:ファンの方だったんですか? 矢野:いや、ファンというより、僕のことをモノマネ番組で知っててくれたみたいで。なので僕も「はい、たまに晋也です(笑)」って返して、何度かやり取りを経て会うことになったんです。マッチングアプリって写真を加工してる人が多いから、まったく違う女性が来るのかなと思っていたら……、写真より可愛い感じで。 一同:おおー! 矢野:その日は後輩のやっている居酒屋に行って、そのあとカラオケへ。その日はそれで解散したんですが、「たぶんこの人と結婚するんだろうなぁ」と思ったんです。 やぎゅう:急にロマンチック!(笑)。 矢野:飲んでいて楽しいし、刺身の“ツマ”を全部食べている様子に「あぁ、いい子だな~」と思って。あと僕たちの様子を見た後輩が「彼女、めっちゃいい人ですね!」と言ってくれたのも嬉しかったですね~。 M:親しい人にそうやって言ってもらえるのって安心しますよね。 矢野:その後、彼女のほうから「結婚を前提に付き合ってください」と言われて、正式にお付き合いすることになりました。4月にアプリに登録して、2週間後ぐらいにはじめて会って、その2か月後の6月に結婚前提でお付き合いをしました。そして、その年の12月にプロポーズして、翌年の2021年4月に結婚……という流れですね。 一同:すごーい! やぎゅう:結婚まで1年、私と一緒! 矢野:でも結婚したあとに「貯金いくらあるの?」と聞かれて正直に答えたら、「結婚する前に聞かなくてよかった」と言われましたね(笑)。 ――女性からのメッセージがきっかけで最初に会った一人とご結婚って、まさに異例中の異例だと思います! やぎゅうさんは、どんな人に? _TAK4110やぎゅう:私は「婚活は1年間」と決めていたので、なにより効率を重視していたんです。 ――なぜ、1年間限定? やぎゅう:やっぱり、37年間彼氏ナシだからこそ、きっと“選り好み”してしまう恐れがあった。そうすると、ズルズルいってぜんぜん結婚できないから……。 M:慎重なのに、決断力はスゴいですね(笑)。 やぎゅう:このアプリでダメなら、もう結婚は無理かも~……ぐらいの気持ちでしたね。だから1日で3人と会ったこともありました。一人目の人とは池袋西口でモーニングを食べて、次の人とは東口でランチして、最後の人は再び西口で居酒屋に行く……という日もありましたね。 矢野:それは効率的っすね~。で、どんな人がいました?(ひろゆき風) M:また、ひろゆきさんに戻った!(笑)。 やぎゅう:全部で20人ぐらい会ったのですが、マリッシュは落ち着いた大人の男性の方が多かったですね。基本的にいやな思いをしたことはありませんでしたね。ただ、なかにはプロフィール写真が10年以上前のもので、実際に会ったら全然違う方もいましたし、陰謀論など思想が強い方や、あからさまに親や自分の「介護要員」を探している方は「ちょっと……」となってしまいましたね。 M:介護要員は、ちょっとキツいですねぇ……。 やぎゅう:あ、あとはじめて会った日になぜか「脱出ゲーム」に誘ってきた方がいました。そこでパリピ系の大学生3人組と一緒にチームを組むことになり、みんなで謎解きをしたのはしんどかったですね(笑)。 M:初対面で「脱出ゲーム」はつらい!

マリッシュは再婚活、シングルマザーも安心

_TAK4173――マリッシュには、再婚活の方も多く登録されていますよね。 やぎゅう:はい。“バツイチ”の方にもけっこう会いましたね。皆さん、なぜ離婚をしたかという話をしてくださるのですが、どなたも元パートナーの悪口は言わずに、反省点を含めて真摯に話してくれる方も多かったです。 M:それは再婚活をする上で安心感がありますね~。離婚歴のある人って、結婚に対してなんらかのネガティブな思いがあるわけだから、再婚活では結婚への“温度感”が近い人と出会いやすいのはとてもいいなぁと思います。 ――男性のプロフィールに”リボンマーク”がついている方がいますが、これは「再婚者・シングルマザーに対する理解を示すマーク」。再婚を目指す方、シングルマザーの方にもとても安心感がありますよね。 ribbon_prof――やぎゅうさんは20人くらいの方と会って、その後、何人ぐらいの方とお付き合いしたんですか? やぎゅう:結果的に9人の方とお付き合いしました。 M:えっ、1年間で9人!? やぎゅう:もちろん、皆さんにきちんと「同時並行で…」とお伝えしてですよ。肉体関係ももちろんありません!(笑)。マッチングアプリってなんとなく「3回目のデートで告白する」っていう流れがあるじゃないですか。私の場合もその流れで告白されたとき、「まだお互いのことはわからないし、お互いに同時進行OK」というルールで、お付き合いしていました。 矢野:それ、めちゃくちゃ頭いいと思いますね。(ひろゆき風) M:その風貌でひろゆきさん、なかなか違和感スゴいなぁ(笑)。 やぎゅう:そうやって交際を重ねていって10人目に付き合ったのが今の夫なんです。彼と出会った瞬間に、「あ、この人と結婚したい!」と思ったんです。 ――運命的ですね! 旦那さまはどんな方なんですか? やぎゅう:はい。夫は身長163cm、体重は100kgのぽっちゃりさん。とにかく気遣いがすごくて、一言でいえば「人格者」なんです。最初に会ったとき、彼も少し見栄を張ったのか、ホテルのディナーを予約してくれたんです。そこでステーキを食べたんですけど、私が「マッシュポテトが好き」と言ったら、大皿に残っていたマッシュポテトを全部くれて(笑)。「この人……マッシュポテト好きなのに私に全部くれるんだ」と彼の優しさを感じたんです。彼は料理が得意らしく、山盛りの唐揚げを揚げてる写真を見せてくれて「これだな!」って思いました。 M:食を一緒に楽しめるって大切ですよね~。 再婚活&シングルマザーも安心のマッチングアプリ>>>

やぎゅうさん、出会って2か月でプロポーズ!

_TAK4167――旦那様はずっと婚活していたのでしょうか? やぎゅう:夫はそれまで2年間、計200万円かけて結婚相談所で婚活をしていたのですが、まったく出会えなかったようでした。 矢野:うちの奥さんも、結構長く婚活していたそうですよ。 やぎゅう:そこで、会社の先輩に教えてもらったマリッシュに登録して、最初に出会ったのが私だったようです。 一同:ええー! やぎゅう:ひょっとしたら身長が170cm以下で太っているという理由で“足切り”されてしまっていたのかな? ――もったいないですよね。その後、どんな風におつきあいを進めていったんですか? _TAK4087やぎゅう:まず、同時進行だった方にはすべてお断りの連絡をしました。 矢野:「それで?」(上田っぽく) やぎゅう:なんかテレビに出ている気分になりますね……(笑)。夫には、交際2か月めで「来月、結婚したい!」と逆プロポーズをしたら、「さすがにそれは家族への挨拶を考えたら現実的じゃない」と諭されて、4か月目に両親に挨拶、付き合って半年後に結婚をしました。 一同:すごい、スピード感! 矢野:「これ、『アメトーーク!』かなんかで言ったんだけど、マッチングアプリで出会うって、万馬券当てるより簡単なんですよ。今ってすごいいいものがあるなって思いますね、本当に。……さ~あ!他にある人!」 やぎゅう:司会のまわし風(笑)。 ――矢野さんはご結婚されて、生活がガラリと変わったのでは? 矢野:(急に真面目に)はい、結婚して子どもが生まれて、生活は180度変わりましたね。それまで毎日外食だったのですが、今は毎日妻のごはんを食べれて……(しみじみと)幸せですね! 居酒屋に行くのがすごく好きなんですが、コロナでどこも営業していないとき、ある日家に帰ったら妻が「へい、いらっしゃい!」って出迎えてくれたんです。部屋を見てみたら、キッチンに「スナック」と書いてあって「本日のオススメ」とか赤ちょうちんまで飾ってあるの。 やぎゅう:面白すぎます! 矢野:注文したらお金を払うシステムで、最終的にお会計が4000円ぐらいになったかな(笑)。「これ、スナックじゃなくて、居酒屋だろ!」と心のなかでツッコんだけど、こんなサプライズって彼女と結婚していなかったら経験できなかったなあと思います。 一同:いい話~~!

大阪に転居、そして妊活もスタート

_TAK4134――やぎゅうさんはご結婚されて、生活は変わりましたか? やぎゅう:はい。結婚をして、夫の仕事の都合で大阪に引っ越すことになりました。今日も大阪から新幹線で東京に来たんですけど、夫がお弁当を作ってくれて。そこに「頑張ってください、無理はせずに」って手書きのメッセージが入っていたんです。 矢野:はあ~! すごい! やぎゅう:あと、生活が変わったといえば、妊活でしょうか。これまで結婚はおろか、子どものことなんて考えたことはなかったですが、結婚して3週間後に不妊治療の相談をしに、産婦人科医へ行きました。なかなかこの年齢では難しいこともあるし、妊活するなら少しでも早いほうがいいと思って。万一、授からなかったらと不安になったこともありました。でも、夫が「子どもがほしくて結婚したわけじゃないし、子どもがいない生活もちゃんと思い描いているよ」と言ってくれたので安心しました。 M:夫さん、素敵! やぎゅう:菩薩系男子です(笑)。 ――年齢が上がると、子どもについての希望をすり合わせるのもますます欠かせないですよね。

男性の「いいね!」はティッシュより軽い?

_TAK4209――ここまでいろいろとマッチングアプリについて皆さんとお話してきましたが、最後に私からちょっとしたアドバイスや注意点をお話させてください。女性の場合、マッチングアプリに登録しただけで「いいね!」がとてもたくさん来るんです。やぎゅうさんもおっしゃっていたように3ケタということも珍しくありません。 やぎゅう:モテ期だな~とは思いました。 M:勘違いしちゃいそう(笑)。 ――そう、その勘違いが危険なんですよ。男性の場合、プロフィールをろくに読まずに写真で「かわいい」と思った程度で「いいね!」を送っている場合も。 矢野:確かに。自分も「いいね!」余ってるから、押しておくか~って感じでしたもん。 やぎゅう:えっ、そんな気楽に? ――そうなんですよ。課金して1日に「いいね!」を送れる数が決まっていることから「全部使い切らなきゃ損!」ぐらいな気持ちで、手当たり次第に送っている可能性もあります。 やぎゅう:そ、そっかぁ……。 M:女性の場合、慎重に「いいね!」する人もいますが、ここは温度差があるんですね。 ――男性の「いいね!」は、“ティッシュより軽くて薄い”と心得ていたほうがいいと思います。 矢野:「男の『いいね!』はティッシュより軽くて薄い」って名言ですね。俺が言ったことにしてもらえないかな(笑)。(上田風に)わかります? ティッシュってね……宇宙の空気ぐらい薄いんですよ。 やぎゅう:……宇宙って空気ないじゃないですか!(笑) 真剣な恋活・婚活をするならば「マリッシュ」を使ってみませんか?>>> matching<提供/マリッシュ>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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