VMware vSphere Hypervisor(ESXi)を使って自分のPCに仮想環境を構築する インストール編

複数サーバがからんでくるシステム構築を楽にするためESXiを使って簡単に仮想サーバを増やすよ。
ESXiについての説明は http://thinkit.co.jp/article/127/ が参考になります。

インストールする環境

OS:windows XP Professional
CPU:pen4 2.4GHz
メモリ:2GB
HDD空き容量: C:10GB, D:50GB

メモリが多少不安…

インストールするもの

VMware vSphere Hypervisor (ESXi)

複数の仮想環境を統合管理できるスグレモノ。
http://www.vmware.com/jp/products/vsphere-hypervisor/

VMware Player

仮想環境構築のお供。
http://www.vmware.com/jp/products/player/

vSphere Client

ESXiの操作がGUIで簡単にできるので1台くらいは入れといたほうがいい。
すごい楽。だがしかしwindows専用なのが泣ける。

VMware Playerのダウンロードとインストール

VMware Playerのインストール用ファイルをここからダウンロードする。
http://www.vmware.com/go/get-player-jp
各製品のダウンロードにはアカウント登録が必須なので登録しておく。

ダウンロードが終わったら普通のソフトウェアと同じように画面に従ってインストールすればOK。

これがメイン画面。

ESXiをダウンロード

まずESXiのインストールに使うisoイメージをダウンロードする。
http://www.vmware.com/go/get-free-esxi

ダウンロードするisoイメージはVMware-VMvisor-Installer-4.1.0-260247.x86_64.isoを選択する。

ESXiをVMware Playerにインストール

新しい仮想マシン ウィザードにしたがって数ステップの作業をするだけなので簡単。

新しい仮想マシン ウィザードの起動

VMware Playerのメイン画面から仮想マシンの新規作成(N)を選択する。

ゲストOSの選択

先程ダウンロードしたESXiのisoイメージを選択する。

仮想マシンの名前

仮想マシンの名前と物理ファイルの保存場所を設定する。
名前はともかく保存場所は各自の環境に合わせて好きに決めてよし。
自分の設定は以下の通り。
仮想マシン名:ESXi
格納場所:D:\jiska\VM\ESXi

ディスク容量の設定

推奨サイズの40GBをそのまま設定する。

準備完了

設定した内容をよく確認して完了。

仮想マシンのコンソールが起動してインストールが開始される。

コンソールの作業

途中で何度かキー操作が求められるのでそれぞれ画面の説明をよく読んで操作する。

Enter

F11

Enter

F11

あとはインストールが終わるまで待つ。

これにてESXiインストール完了。Enterキーを押すとESXiが再起動される。

再起動が完了。次回以降の起動時にはこの画面が表示されるようになる。
ユーザーやパスワードなどなどの設定を変更したい場合はF2キーを押す。詳細は割愛。

これ以上このコンソールは操作しないので、間違って操作してイライラしないようにこのコンソールをバックグラウンドに待機させておくといいかも。

vSphere Clientのダウンロードとインストール

ESXiメイン画面に表示されているURL(DHCP)にブラウザでアクセスする。

Download vSphere Client というリンクがあるのでそちらからcSphere Clientのインストール用ファイルをダウンロード。

ダウンロードが終わったら普通のソフトウェアと同じように画面に従ってインストールすればOK。

vSphere Client 初めての起動

vSphere Clientを起動すると接続先の確認が表示されるので、先程インストールしたESXiのアドレスとユーザーとパスワードを入力する。

セキリュティ警告が表示されるが、特に問題ない。

ライセンスの期限についての説明が表示される。あとでライセンス登録を行いましょう。

vSphere Clientのメイン画面が表示される。

ESXiに仮想マシンのインストール

vSphere Clientのメイン画面に表示されているサーバを右クリックして新しい仮想マシンの追加を選択する。
追加ウィザードが表示されるので画面の指示に従うだけ。
サンプル画面ではubuntuをインストールしている。

構成

標準を選ぶ。

名前と場所

好きな名前を設定する。

データストア

そのまま次へ。

ゲストOS

あらかじめ用意しておいたisoイメージまたはCDを選択する。

ディスクの作成

そのまま次へ。

終了準備の完了

これで準備完了。仮想マシンのインストールが始まるので画面の指示に従いながらインストールをすすめる。

以降は同じ要領でサーバを追加していけばOKです。

ESXiのシャットダウン

ESXiをシャットダウンするためにはF12キーを押す。
ユーザーとパスワードの認証が求められるので正しく入力してEnterキーを押す。
インストール時の初期値は以下の通り。
ユーザー:root
パスワード:なし

お疲れ様でした。