ジムニーフリーク!

ジムニー(JB64)・ジムニーシエラ(JB74)をこよなく愛するジムヲタによるジムヲタのためのサイトです。

ヘッドライトヒーターの圧倒的有用性

寒冷地での冬季の運転は、様々なトラブルがあります。

ぼくの住んでいる東北某県も豪雪地域として有名で、毎年その悩みが出てきます。

それは、雪や氷がヘッドライトに付着し、光量が低下する現象。

夜間に照射光がほぼ無くなってしまうため、なかなか危険です。

しかもこれ、一般道なら路肩によせて手で雪を取り除けばいいのですが、高速でこの現象になった場合は止まることもできず、次のパーキングまで走行を余儀なくされます。

まじで怖いです。

ハロゲンヘッドライトの車に乗っている人は何ともなく快走していきます。

これが最近のLEDヘッドライトだと、発熱が少ないので雪が全く解けないのです。

そのため、これを解決するためにヘッドライトヒーターがあります。

ヘッドライトヒーターの仕組みと効果

ヘッドライトヒーターは、ライトの表面や内部に設置されたヒーターが、ライト表面に付着した雪や氷を溶かす機能を持つ装置です。

主に寒冷地での使用を想定しており、降雪時や氷点下での視界確保に大きな効果を発揮します。

走行中にヒーターが加熱することでライトに付着した雪や氷を効率的に溶かし、光量の低下を防ぎます。

明るい視界を確保することで、夜間や天候が悪い時の視認性が向上し、事故のリスクを軽減します。

PIAAのヘッドライトヒーター「SMH6」

PIAAヘッド&テールライト融雪ヒーター&テールライト融雪ヒーター

そんな課題を解決する製品として、PIAAの「SMH6 ヘッドライトヒーター」が販売されています。

後付けのヘッドライトヒーターは恐らくPIAAの製品しかありません。

純正でヒーター非搭載の車両に取り付ける場合は、必然的にPIAAの製品になります。


PIAAのSMH6は、最新の加熱技術を採用し、-20℃以下でも確実にライト表面を加熱。

短時間で雪や氷を溶かし、光量を回復させます。

また、多くの車種に対応した設計で、ヘッドライトの形状に合わせて簡単に取り付けることが可能です。

もちろんDIYでの取り付けもサポートされています。

 

ヒーターは多くの電力を消費するように思いますが、このSMH6は車両のバッテリー負担を極力抑え、高い加熱効率を実現しています。

このため、バッテリー上がりなどのトラブルの心配はいりません。

また、取付後も特にメンテナンスの必要は無く、長期にわたって性能を発揮します。

洗車機なども全く問題ありません。

www.piaa.co.jp

ジムニーの燃費の話

スズキのジムニー(JB64/JB74)は、ライバル不在の走破性と無骨なデザインで多くのファンがいます。

その一人がぼくでもあります。

しかし、そんなジムニーのネガな部分でもあるのが燃費。

その燃費性能について、この記事で詳しく掘り下げていきます。

ジムニーのカタログ燃費

ジムニー(JB64)

燃費(WLTCモード):

5速MT:16.2km/L

4速AT:14.6km/L

ジムニーシエラ(JB74)

燃費(WLTCモード):

5速MT:15.0km/L

4速AT:13.6km/L

実際のリアルな燃費

ジムニー(JB64)の実燃費

ジムニーJB64(5速MT)の実燃費は、一般道では13~15km/L、オフロード走行では8~12km /Lという実燃費が多いです。

信号の少ない長距離運転で燃費が上がる方、都市部でのストップ&ゴーが多いと10km/Lを下回る事もしばしばあります。

ジムニーシエラ(JB74)の実燃費

ジムニーシエラ(4速AT)での長距離ドライブでは、平均燃費は約11km/L。

高速道路では12km/L以上を記録しましたが、一般道や山道では9~10km/L程度まで落ち込むこともありました。

他のSUV車との燃費比較(参考)

ジムニーと並行する小型SUVの燃費性能を比較してみましょう。

スズキ ハスラー

燃費(WLTCモード):21.0~25.0km/L

軽自動車ではありながら燃費性能は優れています。

トヨタ ライズ

燃費(WLTCモード):17.4~18.6km/L

ジムニーに比べて燃費は良好です。クロスオーバーSUVとしての魅力も魅力です。

ダイハツ ロッキー

燃費(WLTCモード):17.4~20.0km/L

ライズと同系モデルで、燃費と性能のバランスが良いモデル。

スズキエスクード

燃費(WLTCモード):17.4km/L(ハイブリッドモデル)

排気量がジムニーより大きいのに、燃費性能はハイブリッド技術カバーで。

ジムニーは悪路走破性能を重視しているため、同クラスのSUVに比べて燃費性能ではやや劣るものの、走破性という付加価値を持っています。

ジムニーの燃費が悪い要因

車体構造

ジムニーの直線的なデザインとラダーフレーム構造は非常に堅牢で悪路走行性を高める一方、重量増加のデメリットにつながります。

4WDの駆動方式

4WDの車は2WDの車よりも燃費は悪化するのが普通です。

その要因はとして、フロントからリアまで伸びるプロペラシャフトやそれに付随するデフなど様々な機械的機構部を動作させることによるメカニズム由来のロス、またそれら機械部品が多いことによる重量増加です。

また、駆動力を必要とする雪道やオフロードでは必然的に燃料を多く消費するため、燃費が悪化することになります。

装備とカスタムによるものも

ルーフキャリアを装着している場合、空気抵抗の増加による影響で燃費が約1km/Lほど悪化しました。

また、ごっついオフロードタイヤによる走行抵抗の増加も燃費を悪化させる要因の一つです。

林道などオフロードを走行する場合はタイヤの空気圧を意図的に下げてグリップ力の向上を狙うこともありますが、そのまま一般道や高速道路を走行すると燃費の悪化は著しいです。

燃費のネガを上回るほどの良さがジムニーにはある!

以上の通り、ジムニー(JB64/JB74)の燃費は決して良いものではありません。

むしろ、他社のSUVはみなジムニーよりも燃費性能に優れています。

しかしその分、他社のSUVには無い優れたオフロード性能や堅牢性、またタフなデザイン性があります。

どんな道でも走っていける、そんな走破性の価値は何よりも勝ります。

燃費性能以上の楽しさを味わえるジムニー。

ぜひ燃費など気にせずジムニーを楽しみましょう!