公園だ!より Dec.2024 3
写真を撮影した日は写真脳というのでしょうか、それが一種の興奮状態のように感じています。写真脳というものが医学的にあるかどうかは分かりませんがそのせいで、帰宅してチェックしていると撮った写真の中に傑作があるかも、のように見えたりするものです。
当日を過ぎても数日くらいはその興奮状態が続きます。それで、写真選びは1週間以上くらい経ってから行うようにしたほうがいいと思っています。だけど、人によって違うと思いますが、そのように時間を空けても自分の写真を冷静に見れるようになることは私の場合、まず無理なようです。
自分の写真を他人の写真を見るようになれれば一人前だよとむかし、言われた時、「ムリ、ムリ、ムリ」と思ったことを覚えています。私はいい構図で上手く撮れたとか、いい瞬間を撮れたかといったことではなく自分自身、気になるカットを選ぶようにしています。
「こんなカットでええやろ、これで投稿しょ!」
でも時間が経つにつれて、再度見直していると・・・「なんでこれ(ら)を選んだんやろ」そんなことがたびたび起こります。もちろん、私に写真を見る目がないことが最大の理由なのですがそれだけではない気もするのです。
写真の評価というのは常に揺れ動いている頼りないものだと思っています。それが写真の面白いところなのかもしれません。時間が経つにつれて、つまらないカットのオンパレードに見えて来ることが度々あるにしても、すべてがダメだというわけではないやろと、自分から見て「いい写真」だと思うカットを投稿するしかありません。
どこまでも自分に甘いカメ爺ですが、どんなに頼りなくても自分の目で判断するしかないと思っています。まあ、自分の、写真を見る目に賭けるというのはカッコつけ過ぎだとしても、それが「写真する」だと思うのです。
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- Genre:写真
- Thread:ひとりごとのようなもの