その上で今回の地震の被害を見ますと、能登半島北部の輪島市の手前までは高速道路(能越自動車道)がありますが、その先の輪島市や珠洲市を走る道路は市町道が中心です。これらのエリアの道路で陥没、土砂崩れによる法面崩壊の被害が深刻で、壊滅的な状態です。 輪島市門前町や珠洲市には住宅が多数あり、その救助・支援・復旧・復興に道路は輸送インフラとして欠かせません。これらの道路は復旧まで時間がかかることに加え、現在は大雪が降っています。おそらくですが、春まで復旧工事は進まない可能性があります。 復旧工事が進まない以上、これらの地域に住む住民は自宅に居続けることは事実上不可能に近いと思います。2004年の中越地
能登半島地震、なぜ道路復旧が進まないのか?大雪で春まで一斉疎開の可能性も
[2024年を振り返る]神戸大・小池教授「過去に例がない規模の道路陥没、インフラ投資を怠ったツケ」【JBpressセレクション】
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