Dell Technologiesは「CES 2024」の開幕に先立ち、「XPS」シリーズの新モデル、「XPS 13」「XPS 14」「XPS 16」を発表した。
XPS 13
提供:Joshua Goldman/CNET
いずれも「Intel Core Ultra」プロセッサーを搭載し、AIアクセラレーションに加え、ニューラルプロセッシングユニット(NPU)を実装している。このNPUは、ノートPCが利用できるプロセッサーとグラフィックスカードとは別の、第3のリソースとして機能する。そのためワークロードの一部を軽減しつつ、バッテリー持続時間を延ばすことができる。さらに「ExpressCharge」ソフトウェアを備え、ノートPCのバッテリーをゼロから80%まで、約1時間で充電可能だ。
AIに関して言うならば、最も画期的なのは「Copilot」を備えている点だ。デバイスに実装されたこのアシスタントにより、質問への回答、コンテンツの作成、コマンドの実行などができる。キーボードにある専用ボタンで、アシスタントを素早く起動できる。
提供:Joshua Goldman/CNET
これら3モデルの違いは、そのデザインにある。最も軽量なのはXPS 13で、3K+のOLEDタッチスクリーンを選んだ場合はわずか1.17kgだ。このほか、FHD+のディスプレイやQHD+のタッチスクリーンも選べる。
XPS 14は、14.5インチディスプレイを搭載しているため、XPS 13より一回り大きい。また、NVIDIAの「GeForce RTX 4050」グラフィックスカードを選択でき、動画を多用する仕事やゲーム向けに最適化されている。クリエティブなプロ向けに、ソフトウェアツールの「NVIDIA Studio」も装備する。
XPS 16は実質的に、XPS 14のパワーアップ版だ。多くの機能は同じだが、さらに強化・拡張されている。例えば、GPUに「GeForce RTX 4070」を選択できる。また、3モデルの中で最高のディスプレイを搭載し、4K+のOLEDスクリーンを選択できる。
(左から)XPS 13、XPS 14、XPS 16
提供:Joshua Goldman/CNET
これら3モデルは、年内に発売予定だ(正確な時期は不明)。価格は1299ドル(約18万8000円)から。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。