テンダはマニュアル作成ソフトの新版「Dojo Ver.6.10」の提供を開始した。新版では、教育内容のシュミレーションなどの動的コンテンツをHTML5形式で生成できるようになり、今まで以上に再生環境に依存せず利用できるマニュアル作成が可能となった。3月20日から順次出荷する。
前版までは、スマートフォンで再生するためにはスマートフォン用の形式として別途コンテンツを生成しなければならず、編集やファイル削除を行う際の手間が発生していた。HTML5生成に対応したことでスマートフォンやタブレット、PCで再生するファイルを1ファイルで管理できるようになった。

Dojo Ver.6.10の特徴(テンダ提供)
Dojoは、会社独自のシステムやソフトのデモ、マニュアルなどのコンテンツをPC操作だけで自動生成するソフト。受講者側のeラーニング機能も備え、予習や不正解箇所の復習も可能という。
マニュアルを内製化することでコスト削減や制作期間短縮だけでなく、細かな社内事情も反映できるとしている。外部委託の際の秘密保持などの懸念もないことなどから、さまざまな業種で採用され、日本国内で2100社以上の導入実績があると説明している。
バージョンアップによって一層のシェア拡大を見込み、新版での目標として1000ライセンス以上の販売を目指す。