日本板硝子と松竹は7月16日、東京都中央区の「銀座松竹スクエア」で、透明LEDビジョンの試験放映を開始すると発表した。フィルム状のLEDビジョンの透過性により、窓面に浮かび上がったような新たな映像表現を提供する。8月1日に試験放送開始し、サービス開始は10月を予定する。
これは、日本板硝子が提供するガラス建築の屋外広告媒体化サービス「GLASS NODE」の初めての事例となる「東銀座スクエアビジョン」。高さ5m×幅10mの大きさで、ガラス張りの建物のガラス面に直接貼付するタイプとしては、国内最大サイズ。街の景観に配慮しながら既存のガラス面を有効活用できる。
今回のサービスは、日本板硝子グループの新規事業開発に関する試験的取り組みの一環として実施するもの。ガラスメーカーの知見を生かし、既存ガラス建築に最適な設計、施工やメンテナンスを提供できる強みと屋外広告モデルを組み合わせることで、これまでにない新たなサービスの提供を目指す。
銀座松竹スクエアは、銀座と築地の中間地点に位置し、商業施設、オフィス、レジデンスを有する大規模複合ビル。全面ガラス張りの大きな正面エントランスが特徴で、日本板硝子と松竹は、東銀座、築地エリアにマッチした情報発信機能を強化すると共に、デジタルとガラス建築の組み合せから生まれる新たな体験価値を提供するとしている。
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