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テクトムとアークエルテクノロジーズ、EVスマート充電サービスで業務提携

 テクトムとアークエルテクノロジーズ(AAKEL)は12月21日、EVスマート充電サービスに関する業務提携を発表した。

 日本政府は、2020年10月に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を2050年までに実現することを宣言し、「グリーン成長戦略」を策定。その取り組みの一つとして、電動車の普及を推進している。

業務提携内容
業務提携内容

 その一方で、企業等が所有する複数のEVを充電する際、「どのEVのSoCが一番減っているか」「どのEVから順番に充電すべきか」など、車両管理の最適化をしていくためには、EVのSoCやGPSなど、リアルタイム情報の取得が必須となるという。

 今回の業務提携により両社は、EVのリアルタイム情報をダイレクトにクラウド格納し、EVフリートマネジメントが可能なシステムを開発することで、国内外のEV対象車両の拡大を目指す。

 テクトムは、テクトムは自動車からの情報取得と収集を目的とする、データ解析とデバイス開発の技術を30年以上蓄積。同社の車載器は、自動車の挙動やセンサー情報を送信するコネクティッドカーのデバイスとして、国内外で多数採用されている。現在は、EVフリートマネジメント向けのEV情報収集デバイスを開発し、新型EV車両も含め幅広い車種への対応を可能としている。

 一方のAAKELは、気候変動問題の解決とビジネスとの両立を目指して事業展開する、福岡発のクリーンテック企業。2022年には「APAC Cleantech 25」のリストに掲載され、アジア太平洋地域の重要25社として、エネルギー&パワー分野において、日本で唯一選出されている。

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