Microsoftは米国時間10月29日、コンテンツモデレーションソリューションを提供するTwo Hatを買収したと発表した。Two Hatの技術はこれまでに、「Xbox」「Minecraft」「MSN」のオンラインコミュニティーで荒らし行為や嫌がらせの排除に使われている。
Xbox製品サービス担当コーポレートバイスプレジデントのDave McCarthy氏は、「MicrosoftとTwo Hatはこの数年間、プロアクティブなモデレーション技術をゲームやゲーム以外のエクスペリエンスに導入し、有害なコンテンツを当社のコミュニティーのメンバーが目にする前に検出、削除するために協力してきた」とブログ記事で述べている。
Two Hatは、ヘイトスピーチ、暴力的な脅し、サイバーいじめなどの有害なコンテンツを排除、報告するために、人工知能(AI)やその他の技術を組み合わせて、オンラインチャットなどのオンラインのやり取りをモニタリングする「コミュニティー管理ソリューション」を開発している。Two Hatのテクノロジーで、ユーザーは安心できるコンテンツとそうではないコンテンツを判断できるとMicrosoftは説明している。
Microsoftはここ数年、自社のオンラインプレーヤー向けの新たなモデレーション規則を定めるなど取り組みを始めている。また、ユーザーが有害なチャットを避けられるようにするため、同社が取り組んでいるコンテンツフィルターなどの新しいツールについて公に議論している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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