Googleは米国時間10月15日、メッセージアプリ「Google Chat」を無料で提供し、「ハングアウト」からの移行を2021年に開始する計画を発表した。同社は2019年に「G Suite」のハングアウトをChatと「Meet」に移行する計画を明らかにした際、その移行に続いて個人ユーザーについても無料のChatとMeetに移行するとしていた。
「2021年上半期から、すべてのユーザーがハングアウトからChatへのアップグレードを開始できるようになる」と、Googleは公式ブログで述べた。「円滑に移行できるように、ハングアウトの会話が連絡先や保存された履歴とともに自動的に移行されるように支援する」とし、具体的な時期は未定だが、移行を開始する際にはさらに詳しい手順を公開するとした。
また、ハングアウトにおける「Google Fi」のサポートを2021年初頭に終了する計画を明らかにした。それと同じSMS機能は、「Messages」アプリに移される。
「Fiユーザーはウェブ版Messagesから音声通話の発信やボイスメールの確認を行い、(電話の電源がオフであっても)各種端末にわたるMessagesからの会話を管理し、既存のハングアウトの会話を移行できるようになる。今月から、これらの変更に関するガイダンスを提供し、ハングアウトのFiユーザーをMessages、またはそれぞれのスマートフォンのデフォルトSMSアプリに誘導していく」(Google)
ハングアウトで電話サービス「Google Voice」を利用しているユーザーに対しても同様に、Voiceアプリやテキストメッセージ、通話への移行を予定しており、2021年初頭にはハングアウトでのVoiceのサポートを終了するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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