電動スクーター(地面を蹴って進むキックスケーターを電気で動くようにしたもの)を手がけるBirdが「Community Mode」と呼ばれる新しい機能を発表した。この機能を利用して、ユーザーは適切な場所に駐車されていないスクーターや損傷したスクーターをBirdに通報することができる。Birdによると、同社は人員を派遣して、スクーターを適切な場所に駐車し直したり、損傷したものを回収したりするという。この機能の狙いは、スクーターの破片が歩道に散乱するのを防ぐことだ。通報には、同社のアプリが必要。
歩道にスクーターが乱雑に駐車されていることについて、さまざまな都市が住民から多くの苦情を受けている。
Birdによると、同社は人員を派遣して、スクーターを適切な場所に駐車し直す予定だという。損傷したスクーターについては、整備士を派遣して、車両を回収し修理する、とBirdは述べた。
Birdは利用者に対して、駐車したスクーターの写真を撮影して、適切な場所に駐車されたことを確認できるようにすることを求めている。Birdが適切な場所に駐車されていないスクーターについて報告を受け、利用者に責任があるかもしれないと判断した場合は、安全性に関する教材をその利用者に送信する、と広報担当者は述べた。
Birdによると、Community Modeの目標の1つは、より責任ある使用をスクーター利用者に促すことだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来