コンピュータチェックインシステムの不具合を受けて、チェックインが遅延するなど世界中の空港で混乱が報告されている。現在、システムは復旧しているという。
The TelegraphとBBCによると、ロンドンヒースロー空港やロンドンガトウィック空港、チューリッヒ空港、メルボルン空港、ヨハネスブルグ空港、シンガポールチャンギ空港、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港など、世界で最も発着数の多い空港の一部が、今回の混乱の影響を受けているという。
航空予約管理システム「Amadeus Altea」を提供するAmadeus IT Groupによると、英国時間9月28日午前、ネットワークの問題が同社のソフトウェアを襲い、システムの一部に障害が発生したという。同社ウェブサイトによると、124社以上の航空会社がAmadeusのテクノロジを使用しているという。
同社は声明の中で、「Amadeusの技術チームはこの問題の原因を特定し、サービスを可能な限り迅速に復旧させるため、即座に行動を起こした。Amadeusは顧客にご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っている」と述べた。
ヒースロー空港のツイートによると、少数の航空会社が世界中で問題に見舞われているが、ヒースロー空港は「それらの航空会社と連携して、問題の解決に取り組んでいる」という。
Amadeusの広報担当者によれば、今回の問題は28日の午後に解決したという。「Amadeusは、当社のシステムが復旧し正常に機能していることを確認した」(同広報担当者)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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