長く待望されてきたSnapの市場デビューが間近に迫っている。
米国時間3月1日、「Snapchat」を提供するSnapの新規株式公開(IPO)価格が1株あたり17ドルに設定された。このIPO価格から換算した時価総額は約240億ドルとなる。株式の取引は3月2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)において「SNAP」のティッカーシンボルで開始される。
SnapはIPOで約30億ドルを調達する見通し。この資金を人員の増加や企業買収などに投じる計画だ。Snapが2月に提出した書類に基づくと時価総額は195億ドル〜222億ドルになるとみられていたが、IPO価格から換算した時価総額はそれを上回っている。
ロサンゼルスに拠点を置くSnapにとって、NYSE上場は新時代の幕開けを告げるものだ。同社は当初、自らの価値を認めさせる戦いを強いられた。スタンフォード大学を中退した26歳のEvan Spiegel氏によって開発されたSnapchatは、一定時間経過後に自動消滅する写真や動画を投稿できる機能を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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