サムスンは米国時間1月7日、「Gear S2」「Gear S3」「Gear Fit2」向けの「iOS」アプリをリリースした。これにより、「Tizen」搭載スマートウォッチが初めて、AppleのモバイルプラットフォームであるiOSに対応することになる。
「Gear」シリーズのウェアラブル製品をBluetoothによってiOS端末とペアリングする場合、サムスンのアプリによって、「Gear Appstore」を通してインストールされた機能やアプリケーションが管理および監視される。
「機能はデバイスによってさまざまだが、iOSユーザーは、Samsung Gear S3の時代を超えたスタイリッシュなデザイン、IP68準拠の防水防塵性能、内蔵GPS、高度計/気圧計や速度計のアプリを利用できるようになる」とサムスンはプレスリリースで述べている。
「また、移動距離や経路、走行速度、消費カロリー、心拍数の監視によって、フィットネスを管理することができる」(サムスン)
この動きは、ネバダ州ラスベガスで先週開催されたCES 2017の終盤に発表された。
一方、「Apple Watch」は「Android」に対応していない。
「iOS 9.0」以降を搭載する「iPhone 5」「iPhone 5S」「iPhone 5C」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 6S」「iPhone 6S Plus」「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone SE」を所有するユーザーは、App StoreでGear SおよびGear Fit向けのアプリをダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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