Googleの親会社であるAlphabetが、食料品をドローンで消費者に届ける「Wing Marketplace」というサービスを検討しているという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間12月7日付けの記事で報じた。
同記事は複数の元Google従業員の話として、同社が提携先候補のDomino's Pizzaと食料品スーパーマーケットWhole Foodsと話し合いの場をもったと報じている。顧客が支払う配送料は、1回あたり6ドルになるという。
Googleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
Wing Marketplaceは、Alphabetの実験的プロジェクト部門Google Xによる「Project Wing」というイニシアチブの一環である。同社がドローン構想を語り始めたのは2014年のことで、当初は災害救助活動における支援物資の配送をターゲットとしていた。Googleはその後、同社のビジョンを転換している。2016年9月にはProject Wingにおいて、バージニア工科大学周辺で学生や職員にChipotleのブリトーをドローンで配達する試験が始まった。
ドローン配送プロジェクトは、同社最高幹部からの直接的な支援を得ているようだ。WSJによると、Google共同創設者のSergey Brin氏は2016年に入って、このイニシアチブを推進するべくProject Wingのオフィスにデスクを移したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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