Microsoftは、この1週間Outlook.comで生じていた不具合を解消したことを、ステータスページで明らかにした。
原因不明のバグのせいで、一部のOutlook.comユーザーは米国時間11月17日以降、アプリやスマートフォンからアクセスやアカウントの同期ができなくなっていた。Microsoftは問題が発生してから6日後の23日に、修正中なので、近いうちに接続の問題が解決するはずだと発表していた。
Microsoftの「Office 365」のステータスページは、「すべてが起動して実行されています」となっている。
モバイル端末でアカウントの同期がまだできないユーザーに対して、Microsoftは、ウェブブラウザでOutlookにログインすることを推奨していた。実際、多くのユーザーはこの1週間、そうせざるを得なかった。
問題の根本的な原因は不明だが、Microsoftは23日、「影響を受けたインフラ」を修正中だとしていた。
有名ウェブサービスの障害状況をまとめたサービス「Down Detector」のヒートマップを見ると、Outlookに関する問題の大半は、欧州のユーザーから報告されている。
Down Detectorのコメント欄にも、Microsoftの説明に合致する報告が1万件近く寄せられた。多くのユーザーは、この2~3日間「iOS」や「Android」のアプリからOutlookにアクセスできないと報告したが、17日から同期できないという問題を報告したユーザーもいた。
数日にわたって「Hotmail」が利用できないという報告や、デスクトップ版のOutlookクライアントにも混乱の影響が出ているという報告もあった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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