Googleは、手話のようなハンドサインでPCやスマートフォン、スマートウォッチ、家電製品などをジェスチャーコントロールする技術を考案した。同社がこの技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間2016年11月3日に「WIDE-FIELD RADAR-BASED GESTURE RECOGNITION」(公開特許番号「US 2016/0320852 A1」)として公開された。出願日は2016年4月29日。
この特許は、一連のハンドサインで各種デバイスをジェスチャーコントロールする技術を説明したもの。手を右から左に振る、握り拳を前に倒す、開いていた手を閉じるといったように、手の形を第1形状から第2形状へ変える動きをジェスチャーと定義。また、手の動きを認識するデバイスは「広視野レーダー」とだけ規定し、具体的なデバイスを制限していない。
ジェスチャーを検知できる領域は、例えばPC用ディスプレイ前方の空間や、スマートウォッチ側面の空間など。PCやスマートフォン、タブレットのほか、スマートウォッチ、スマートグラス、スマート指輪といったデバイスだけでなく、電子レンジなどの家電製品にも適用可能だ。さらに、ホームオートメーションシステムの制御パネルなどでも使える。
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