常にスマートフォンが手元にあるのだから、来客とインターフォン越しでやり取りすることもスマートフォンで済ませたい。スマートフォン対応のインターフォン製品は存在するが、玄関などに取り付けるドアベルから室内に置いておく本体までの配線が面倒で導入しにくい。
そこで、無線式で簡単に設置できるうえ、スマートフォンと連携するインターフォン「Ding」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Dingは、ドアの脇に取り付けるドアベル、チャイムを鳴らす屋内用の本体、スマート-フォン用アプリで構成されている。ドアベルと本体のあいだは独自のワイヤレス通信で接続し、本体は無線LAN(Wi-Fi)で家庭内ネットワークにつながる。
訪問者がドアベルのボタンを押すと、本体のチャイムが鳴り、アプリが来客を知らせてくれる。スマートフォンで相手と話せるので、すぐに対応できて荷物を受け取り損ねたりすることがなくなる。自分が部屋にいなくても、スマートフォンさえ手元にあれば庭にいてもトイレに入っていても対応可能だ。それどころか、外出していても、インターネット経由で世界中のどこからでも話ができる。
アプリでは、チャイムを鳴らさない時間を設定しておける。例えば、深夜から早朝にかけて鳴らないようにすると、寝ているあいだに起こされずに済む。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月11日まで。記事執筆時点(日本時間11月1日12時)でキャンペーン期間は9日残っているが、すでに目標金額5万ドルの2倍を超える約10万6000ドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)