ソーシャルネットワークのTwitterは米国時間7月26日、2016会計年度第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。明暗入り混じる結果で、売上高はアナリスト予想を下回った。
Twitterが報告した第2四半期の純損失は1億700万ドル、1株あたり15セントだった。
売上高は前年同期比20%増の6億200万ドルで、非GAAPベースの調整後利益は1株あたり13セントとなった。
アナリスト予想は、売上高が6億670万ドル、1株あたり利益が10セントだった。
業績見通しについては、Twitterは第3四半期売上高を5億9000万ドル~6億1000万ドルの間と予想した。アナリストらは、少なくとも6億7800万ドルの売上高を見込んでいる。
当然ながら、Twitterではユーザー数がすべてだが、同社はこの点において投資家らの期待に応えられていない。Twitterが報告した月間アクティブユーザー数(MAU)の総数はアナリストの予測をやや上回ったものの、全体として横ばいの状況が続いている。
Twitterによると、第2四半期のMAUは3億1300万人(うち82%はモバイルユーザー)で、同四半期の3カ月間に約300万人の新規ユーザーを加えたことになる。アナリストらは、MAUを3億1200万人と予測していた。
Twitterが長期にわたり新規ユーザーの獲得に苦戦している事実は、製品を十分に簡素化してメインストリーム層にアピールする同社の能力に関して疑念を投げかけてきた。Twitterは2016年に入り、サービスの簡素化に向けた取り組みを重ねてきたが、こうした変更がユーザー数の拡大にどれほど影響しているかを判断することは困難だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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