次に機械に取って代わられる仕事は、ピザの宅配かもしれない。自動運転ロボットによる食事や荷物の配達が、欧州で始まるからだ。
この自動配達ロボットを開発したのは、Skypeの共同創立者Ahti Heinla氏とJanus Friis氏が立ち上げたエストニアの会社Starshipだ。なかなかかわいらしい外観の自動運搬車が、Hermesの宅配便、小売業のMetro Groupでの買い物、Just EatやProntoからの食事を配達してくれるという。試験運用は2016年7月中にロンドンで始まり、その後、ハンブルグ、デュッセルドルフ、ベルンでも実施される。
6つの車輪を持つこのロボットは自律走行するが、コントロールセンターにいる人間のオペレーターによって監視される。ロボットは行く手に歩行者を検出すると道を譲る。さらに配達先に到着すると、受取人はスマートフォンをタップするだけで、おいしい積み荷を取り出せる。
2016年3月には、宅配ピザチェーンのDomino'sも、ピザ宅配ロボットのプロトタイプを発表しており、Amazonもドローンでの配送を計画している。まだよくわからないのは、こうした新世代の配達ロボットにチップを与える方法だ。シャフトに軽くグリスでもさしてやればよいのだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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