ユカイ工学は5月25日、家族間のコミュニケーションをつなぐ見守りロボット「BOCCO」(ボッコ)に、新機能「こえ文字メール」を追加したと発表した。
BOCCOは、Wi-FiとBluetooth機能を搭載したコミュニケーションロボット。スマートフォンと音声メッセージでやりとりできるほか、家庭内のセンサの情報をスマートフォンに通知するといった使い方が可能。これにより、家族の生活の様子を外出中でも確認でき、何気ないメッセージのやりとりを楽しめるという。
今回、アップデートにより追加された「こえ文字メール」は、BOCCOが話しかけられた声をスマートフォン専用アプリに送るだけでなく、声を解析して、文字に起こして音声と一緒に送信する機能だ。過去に送られてきた声のメッセージを振り返る際に、1つずつ再生する手間が省けるようになる。
これまでも、家族との音声やテキストのやり取り、添付した画像などを「声のアルバム」として残すことができたが、こえ文字メールによって、送られてきた子どもの声とともに文字としても残せるようになった。
同社によると、こえ文字メールは、BOCCOユーザーの要望から生まれた機能だという。今後も利用者の声に基づいた機能を搭載し、家族のコミュニケーションをつなぐロボットとして、進化させていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス