電球ソケットにねじ込むだけで電球をスマート化できるうえ、内蔵している各種センサで簡易的なホームセキュリティシステムを組めるデバイス「Anyware Smart Adaptor」がクラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。既存の設備を無駄なく活用できそうだ。
Anyware Smart Adaptorは、電球の口金に装着し、反対側に設けられた口金にLED電球を取り付けて使うアダプタ。無線LAN(Wi-Fi)でスマートフォンと通信し、アプリから明るさ調整などができる。
温度センサ、湿度センサ、音センサ、照度センサを備え、これらを組み合わせてさまざまな機能も提供する。例えば、赤ん坊を寝かしつけた部屋の空調確認、留守宅で照明がつけられたり物音がしたりしないかの監視などが可能だ。
こうした機能を追加していけるようにするため、Anyware Smart AdaptorはAPIが公開され、ウェブサービス連携技術IFTTT対応となる。「Apple Home Kit」「Amazon Echo」「Nest」「SmartThings」といったスマートホームなどへの対応も図る。
装着可能な口金は、E27とE26の2種類。Anyware Smart Adaptorに取り付けられるLED電球のサイズは、E27用モデルがE14、E26用モデルがE12。いずれも、LED電球の消費電力は最大13W。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月30日まで。目標金額の100万デンマーククローネに対し、記事執筆時点(日本時間4月4日14時)で約16万5000デンマーククローネの資金を集めている。キャンペーン期間はあと26日ある。
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