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Instagram、アルゴリズムによるタイムライン表示をテストへ--ユーザーの関心などに基づく形式に

Jake Smith (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年03月16日 11時47分

 Instagramは、タイムラインに写真や動画をこれまで逆時系列に表示してきたが、このやり方を改め、アルゴリズムによるタイムラインのテストを開始する計画だ。同社の共同創業者Kevin Systrom氏とMike Krieger氏が米国時間3月15日、The New York Times(NYT)とのインタビューで明らかにした。

 Instagramのブログ投稿によると、「フィードに表示される写真や動画の順序は、ユーザーがそのコンテンツに関心を持つ可能性や、投稿したユーザーとの関係、その投稿の適時性に基づいて決まる」という。「まずは、順序を最適化する作業を中心に取り組む。すべての投稿はこれまで通りフィードに表示されるが、順序だけが変更される」(Instagram)

 今回の動きは、親会社であるFacebookが導入したコンテンツを表示する際の仕組みと似通っている。Facebookは、ユーザーが最も見たがっているとアルゴリズムが判断した結果に基づいて、コンテンツを表示している。

 Systrom氏はNYTに対し、「平均すると、Instagramのフィードに表示される投稿の約70%は見逃されている」と語った。「重要なのは、ユーザーが目にする30%が、考えられる限りで最高の30%なのかどうかを確かめることだ」(Systrom氏)

 Instagramは、今回の変更を段階的に適用していく計画であり、ユーザーからの意見を受け付けるとしている。最初にどのユーザーから適用されるのかは明らかではない。

 「われわれは、時間をかけて正しい方向に持って行きながら、ユーザーのフィードバックにも耳を傾けるつもりだ。新しい体験は、今後数カ月のうちに目にすることができるだろう」(Instagram)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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