最新アップデート「Fire OS 5」で端末暗号化オプションを削除したことでユーザーの反感を買ったAmazonは、その姿勢を一転させ、2016年中に同オプションを復活させることを明らかにした。
「今春の『Fire OS』アップデートでフルディスク暗号化のオプションを復活させる予定だ」とAmazonの広報担当者が認めた。
Fire OSは、Amazonが「Fire」シリーズのタブレットとスマートフォンに搭載する「Android」のカスタマイズ版だ。しかし、最新版であるFire OS 5では暗号化のサポートが廃止され、Fire端末ユーザーは、暗号化をあきらめてデータをリスクにさらすか、以前の古いバージョンのOSを使用し続けるかという究極の選択を迫られている。
Amazon製タブレットやスマートフォンのユーザーらは、2月下旬から暗号化機能が削除されていることに気付き始め、その変更に対する失望と怒りを、同社のサポートフォーラムに加えて、ブログやソーシャルメディアにぶつけていた。
では、同機能が復活するまでの間、Fire端末ユーザーはどうすればよいのだろうか。いくつかの選択肢が存在する。
既にFire OS 5にアップグレード済みの場合は、現在、端末暗号化機能は搭載されていないため、端末上の機密情報は削除しておくのが賢明かもしれない。
まだFire OS 5にアップグレードしていない場合は、次の2つの選択肢がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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