Appleが、教育技術の新興企業LearnSproutを買収したとBloombergが報じている。「iPad」シリーズを通して提供する教育関連製品の強化を図る狙いがあるようだ。
「Appleは小規模な技術企業を適宜買収しているが、通常、当社の目的や計画については説明しない」とAppleの広報担当者は述べた。これは、時折の買収を認めるものとされるAppleの決まり文句だ。今回の買収の金額や詳しい条件は公表されていない。
LearnSproutsによると、学校内の全生徒の成績を一括管理する同社のソフトウェアは、米国の42州において2500を超える学区で使用されているという。これによって教師や事務職員は、問題を抱える生徒を支援するためのデータを分析することができるという。
Apple、Google、Microsoftなどの企業は、米国全域にわたる学区で市場シェアを獲得するべく熱い戦いを繰り広げている。創造性を重視した「iPad Pro」の発売に続き、教育関連製品を拡充することが、伸び悩むiPad販売の解決につながる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来