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bitFlyer、ブロックチェーン事業の創出・育成を支援するファンドを組成

 仮想通貨「ビットコイン」の総合プラットフォームを運営するbitFlyerは1月25日、日本で初めてブロックチェーン事業の創出・育成支援をする社内ファンド「ブロックチェーン・エンジェルファンド」を組成したと発表した。

 bitFlyerでは創業以来、ブロックチェーンに関する調査、分析、研究開発をしているという。アジア、欧州、米国への事業展開によって、グローバルネットワークの構築を進めており、そこでのノウハウを生かして、日本発のグローバル・ブロックチェーン事業を創出し成長させていくことを目的に、ファンドを組成したとしている。

「bitFlyer」のウェブサイト
「bitFlyer」のウェブサイト

 同ファンドでは、以下の5つの支援を想定しているという。

  • 資金調達:シードラウンド、創業資金を中心とした支援
  • 技術開発:ブロックチェーン関連ノウハウの共有による技術開発の支援
  • 海外展開:海外拠点、ネットワークを活用し世界市場への展開を支援
  • 大手企業連携:つながりのある大手企業の紹介による大手企業との連携の支援
  • 投資家紹介:つながりのある投資家の紹介による資金調達の支援

 ファンド総額は5000万円。投資対象事業は、ブロックチェーン関連事業。投資以外の支援内容は、協業、ブロックチェーン関連ノウハウの共有、海外展開など。第1号案件として、IoTデバイスとブロックチェーンの連携アプリ作成プラットフォーム「hublive」を開発するシビラとの資本業務提携も発表された。

 hubliveは、ビットコインをはじめとするブロックチェーンを活用する機能を備えており、bitFlyerでは、ブロックチェーン関連ノウハウの共有や海外展開など、多岐にわたるシナジーがあると考え資本業務提携を締結したという。

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