報道によると、現地時間12月9日午後、オーストラリア連邦警察はBitcoinの考案者とされるCraig Wright氏の自宅と事務所の家宅捜索を行った。
Reutersが報じたところでは、ニューサウスウェールズ州シドニーにあるWright氏所有とされる自宅、さらには事務所が、オーストラリア税務局(ATO)の調査との関連でオーストラリア連邦警察(AFP)の捜索を受けた。
ZDNetの取材に対し、ATOの広報官は実在する納税者について同局は一切コメントしないと答えた。
また、AFPはReutersに対し、警察官が「Wright氏の地所内にいることと、前夜のBitcoinに関するメディアの報道とは無関係」で、警察が地所で行っていることは「家の片付け」にすぎないと述べた。
真偽は確定していないものの、Wright氏は仮想通貨Bitcoinの発明に関与したと伝えられている。GizmodoとWiredは、リークされた調書とファイル類に基いて、Wright氏と2013年4月に死亡したコンピュータフォレンジクスアナリストのDavid Kleinman氏こそ、これまで身元が判明していなかったBitcoinの発明者「中本哲史」の正体であることを示唆する証拠があるとの記事を掲載していた。
ただし、Wright氏がBitcoinの発明者だとするGizmodoとWiredの主張の真偽については、Bitcoinのコミュニティから疑問の声が今もあがっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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