ソフトバンクとウィルコム沖縄は10月8日、2015年冬から2016年春の新商品として、SoftBankから10機種、Y!mobileから5機種を順次投入すると発表した。
GoogleのNexus シリーズ「Nexus 6P」をSoftBankから、「Nexus 5X」をY!mobileから発売することで、さらにAndroid搭載スマートフォンのラインアップを強化する。SoftBank初となるNexusシリーズのNexus 6Pは、国内の携帯電話事業者としてソフトバンクが唯一取り扱うとしている。いずれもSIMロックはかかったもの。他の端末と同様に6カ月経過後に解除できる。
Nexus 6P、Nexus 5Xと「Xperia Z5」は、10月9日より予約の受け付けを開始する。また、SoftBankまたはY!mobileのAndroid 搭載スマートフォン・タブレットを利用中の方を対象に、Google の音楽サービス「Google Play Music」を90日間無料で利用できる「はじめよう!Google PlayMusic キャンペーン」を10月28日から実施する。
SoftBankブランドで展開するのは、スマートフォン4機種と携帯電話3機種、タブレット1機種、Wi-Fiルータ1機種、高速インターネットサービス「SoftBank Air」の「Airターミナル2」1機種の計10機種だ。
Nexus 6P(Huawei製)は、最新のテクノロジを搭載した、エレガントなデザインのスマートフォンだ。最新のAndroid 6.0Marshmallowを搭載する。また、新サービスのGoogle Play Musicをはじめとした Google のさまざまなアプリをプリインストールしている。32Gバイト(アルミニウム、グラファイト)または64Gバイト(グラファイト、フロスト、ゴールド)が選べる。グーグルもGoogleストアでSIMフリーモデルを発売予定だが、ゴールドは当面SoftBankのみで販売するという。10月9日に予約を開始し、10月下旬に発売予定だ。なお、ゴールドのみ1カ月程度遅れる見通し。
「Xperia Z5」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、ソニーの技術を結集した高性能カメラとオーディオを搭載したスマートフォン。背面にフロストガラスを採用した、洗練されたデザインを特徴とする。指 紋センサーを電源ボタンに搭載。さらに、「STAMINAモード」搭載により、省電力を実現している。10月9日に予約を開始し、10月下旬に発売予定だ。
「AQUOS Xx2」(シャープ製)は、高速120Hz駆動ディスプレイ「ハイスピードIGZO」を搭載したスマートフォンだ。ハイスピードオートフォーカスに対応し、リコーの「GR certified」を取得した高画質カメラを搭載。さらに「グリップマジック」や指紋認証など、便利な機能が充実している。11月中旬に発売予定だ。
「AQUOS Xx2 mini」(シャープ製)は、高性能ながら、幅約66mmのコンパクトサイズを実現している。また、5色の鮮やかなカラーバリエーションを用意。Xxと同様にハイスピード IGZOを搭載。約500万画素の広角レンズを備えたサブカメラを搭載でワイドな「自撮り」が可能だ。2016年1月中旬に発売予定だ。
「Lenovo TAB2」(レノボ製)は約8インチの画面サイズながら、片手で気軽に持ち歩けるタブレットだ。本体前面にデュアルスピーカを搭載し、迫力のある音量で映像を楽しめる。また、「Hybrid 4G LTE」に対応し、高速通信で快適に利用可能。11月下旬に発売する。
このほか、携帯電話として「AQUOS ケータイ」(シャープ製)、「DIGNO ケータイ」(京セラ製)、「かんたん携帯9」(シャープ製)がラインアップする。
AQUOS ケータイは、高精細な約 3.4 インチの大画面液晶を搭載し、メールなどの文字をきれいに表示。約 800 万画素のカメラや、防水・防じん、ワンセグなどの基本機能に加え、「LINE」が利用可能。1410mAhの大容量バッテリと省エネモードで安心の電池持ちを特徴とする。11月下旬に発売予定だ。
DIGNO ケータイは、防水・防じんに加え、MIL 規格準拠の耐衝撃性能を搭載。FDD-LTE に対応し高速通信を実現。VoLTE、「HD Voice(3G)」にも対応。さらに、約800万画素のカメラや、防水・防じん、ワンセグなどの基本機能に加え、「LINE」が利用可能。2016年3月中旬に発売予定だ。
かんたん携帯9は、約3.4インチの大画面液晶と「デカ文字」で見やすさと使いやすさを追求した。クリアで聞き取りやすい通話音質を実現する「くっきりトーク」に加え、VoLTEにも対応。さらに、コミュニケーションアプリ「LINE」に対応している。2016年3月上旬に発売する。
またテレビチューナを搭載したWi-Fiルータとして「Pocket WiFi 501HW」(Huawei製)も発売する。テレビ機能がないスマートフォンやタブレットでもテレビ視聴が可能になる。キャリアアグリゲーションにより、下り最大 187.5Mbps を実現。さらに、約5秒の高速起動と、3000mAh の大容量バッテリにより安心の長時間利用が可能だ。10月9日に発売する。
さらにSoftBank Air向けに「Airターミナル2」(Huawei 製)もラインアップする。置くだけですぐにつながるデータ容量制限なしの高速インターネットサービス「SoftBank Air」が一新。洗練されたデザインの筐体の内部に高性能アンテナを搭載し、電源につなぐだけで下り最大261Mbps での大容量高速無線インターネットを利用できる。なお、バッテリは内蔵せず、電源が必要になる。12月に発売予定だ。
Y!mobileでは、スマートフォンとして9月30日に発表済みのNexus 5Xほか、「LUMIERE」(Huawei製)がラインアップする。LUMIEREは薄さ約 7.7mm と手におさまるサイズながら、約5インチのHDディスプレイを搭載したスマートフォンだ。オクタコアCPUを内蔵し、スムーズで快適な操作性を実現したとしている。約1300万画素のメインカメラ、約500万画素のサブカメラを搭載する。10月下旬に発売予定だ。
このほか、携帯電話のラインアップとして、SoftBankと同様にAQUOS ケータイ、DIGNO ケータイ、ほかWi-FiルータとしてPocket WiFi 502HWを発売する。
なお、12月31日までにNexus 6P、Xperia Z5、AQUOS Xx2の購入者を対象に、抽選で 5 万名にワイヤレススピーカシステム「Harman Kardon ONYX STUDIO」をプレゼントするキャンペーンを実施する。そのほか、発売日までにXperia Z5予約をし、11月15日までに購入した人の中から抽選で2000名に、ハイレゾ対応マイク付きイヤホン「SE-5000HR」と「SmartWatch 3 SWR50/WH」をセットでプレゼントする「Xperia Z5 予約キャンペーン」を実施する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」