常に手で触れて操作するスマートフォンやタブレットは、驚くほど汚れている。発熱するので暖かく、カバンの中など暗いところに長い時間置かれることが多いため、付着した細菌が増殖してしまう。
少しでも清潔になるように、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中のタブレット殺菌ボックス「PhoneSoap XL」を紹介しよう。
PhoneSoap XLは、紫外線ランプで中に入れたデバイスを5分ほどで殺菌する。さらに、出力2.1AのUSBポートを備え、タブレットを殺菌しながら急速充電も可能だ。殺菌に使う紫外線は、UV-Cと呼ばれる波長の短いもの。細胞内の核酸を破壊する力が強く、細菌のDNAを切断することで殺菌する。
サイズは奥行き15.6×幅3.6×高さ9.3インチ(およそ39.6×9.1×23.6cm)。スリムなデザインなので、本棚やキッチンの隅、ベッドサイドなどに無理なく置ける。
もちろん、中に入るサイズのものであれば、タブレットだけでなくスマートフォンやスマートウォッチ、イヤホン、活動量計、キーホルダーなど、身につけていて汚れやすいものの殺菌にも使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月2日まで。記事執筆時点(日本時間10月2日14時)でキャンペーン終了まで1カ月残っているが、すでに目標金額の3万ドルを超える約3万2000ドルの資金を集めた。PhoneSoap XLの開発グループは、5万ドル集まれば充電用USBポートの数を3つに増やしたいとしている。
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