Intelは米国時間7月15日、2014会計年度第2四半期決算を報告し、法人向けPC事業の売上高が大幅に伸び、モバイル部門の10億ドルを超える営業損失を埋め合わせたことで、利益が40%急増したと述べた。
Intelの役員会はまた、自社株買いの規模を200億ドル増額することを承認した。2014年第3四半期には約40億ドルの株式買戻しを、第4四半期にも追加の買戻しを見込んでいる。
Intelは、PCクライアント部門の売上高が前年同期比で6%増となり、営業利益は41%増の37億3000万ドルを記録したと述べた。データセンター事業の売上高は19%伸び、利益は40%増となった。
モバイルおよび通信グループは、売上高を大幅に減らし、営業損失は前年同期の7億6100万ドルから11億2000万ドルへと膨らんだ。モノのインターネット(IoT)部門は、売上高を5億3900万ドルに伸ばし、営業利益は26%増の1億5500万ドルを報告した。
Intelは第2四半期決算で、前年同期の20億ドル(1株あたり39セント)に対して、28億ドル(1株あたり55セント)の利益を上げた。Thomson Reutersが実施した事前調査では、アナリストらは今期利益を1株あたり52セントと予想していた。
売上高は8%増の138億3000万ドルだった。Intelは2014年6月、法人向けPCの需要が予想以上に堅調だとして、第2四半期の売上高の予想を137億ドル(プラスマイナス3億ドル)に引き上げていた。
Intelはまた、第3四半期の売上高について、ウォール街が予想する140億3000万ドルに対し、144億ドル(プラスマイナス5億ドル)と予測した。同社はさらに、2014年通期の売上高について、従来の予想よりもわずかに多い約5%の伸びを見込んでいると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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