米Yelpは4月9日、飲食店やホテル、歯医者など、あらゆるローカル情報を投稿できる口コミサイト「Yelp(イェルプ)」を日本で公開した。ウェブサイトのほか、iPhoneやAndroidアプリも提供する。さらに、ビジネスオーナー専用の無料ツールも公開した。
Yelpは2004年から提供されている口コミサイト。月間ユニークビジターは1億2000万を越え、5300万件以上ものレビューが投稿されているという。日本は世界では26番目のサービス展開国となり、アジアではシンガポールに続き2番目となる。
ユーザーは日本全国の店舗や施設についてレビューできるが、同社ではサービス開始当初、東京と大阪にコミュニティマネジャを配属し、両地域で重点的にコミュニティを構築していくとしている。
ただし、日本では月間で約5300万人(2013年12月末時点)に利用されるグルメ口コミサイト「食べログ」など強力なライバルもいる。これまでアジア圏以外で成功を収めてきたYelpは、日本でも存在感を高められるのだろうか。
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