「Xbox」が、ホームエンターテインメント全般を扱うサービスへと変化する、また新たな動きを見せた。Microsoftは米国時間11月27日、「Xbox Video」をウェブに対応させたと発表した。
これにより、ユーザーは今後、Xboxや「Windows 8.1」搭載デバイスに加え、ウェブブラウザでもMicrosoftの「Silverlight」プラグインを使用して映画やテレビ番組を視聴できるようになる。映画やテレビ番組はXboxVideo.comでレンタルできるほか、コンテンツはすべてクラウドに保存されるため、すでに購入したコンテンツもすべて視聴できる。
この新機能はWindows 8.1向け Xbox Videoアプリと同じように動作し、ルック&フィールはウェブ版のXbox Musicに似ている。Microsoftは「Xbox Video」のウェブ版について、「30万以上の映画やテレビ番組からなるラインアップ」を揃えているとアピールしている。ユーザーはXboxVideo.comのほか、「Xbox One」「Xbox 360」、Windows 8.1搭載PCおよびタブレット端末で番組を視聴できる。
Xbox OneにおけるMicrosoftの狙いの1つは、このゲーム機を包括的なホームエンターテインメントシステムにして、ケーブルテレビ、ゲーム機、動画を1つのユーザーインターフェースでつなげる点にある。Xbox Videoのウェブ版は、この包括的な端末を目指すという方針を強化する取り組みになるようだ。
Microsoftの新たな動画視聴機能は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、英国など21カ国で提供される。さらに同社はこの日、「Windows Phone」向けXbox Videoアプリも「まもなく登場する」と発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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