TwitterがGoogleの元幹部を採用した。エンターテインメント業界に対する訴求力を強化するためである。
Googleのエンターテインメントおよびメディア広告セールスを統括していたJennifer Prince氏は米国時間8月19日から、Twitterのエンターテインメント業界セールスを統括する。同氏がVarietyに対してこれを認めた。Prince氏は新しい役職において、TVや映画のマーケターに対して、Twitterの追加による広告プログラムの拡大を推進するよう促すことを目的とする広告セールスチームを結成する予定だ。
Twitterはこれまでにも、エンターテインメント業界に対する訴求を図ってきた。同社はテレビネットワークと提携し、2013年7月には、同社の広告ターゲティング技術を米国のテレビ広告主を対象に開放すると発表した。この動きに伴い、マーケティング担当者はTwitterベースのプロモーションを自社のテレビ広告にリアルタイムに組み込むことができるようになった。
その発表の直後には、Nielsenが、TV視聴とTwitter利用の間の因果関係を示す調査結果を発表した。この調査により、人気の高い番組ほど視聴者のツイート件数が多く、また、Twitterで話題になるほど番組の視聴率が上がることが明らかになった。
Prince氏がまず着手しなければならない仕事は、エンターテインメント企業と会うことであると同氏はVarietyに述べた。同氏は、これらの企業が現時点でTwitterをどのように利用しているか、また、「今後どのようにしたいと考えているか」を調査するつもりである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来