完成を何年も待ちわびて、ようやく仕様どおりの船が完成したと思ったら、お役所的な対応をするつまらない人物に引き渡しを拒まれる。
このような事態が、故Steve Jobs氏の生み出したヨットで起きている。
こんなヨットを自分が生み出したと言える人物などほとんどいない。Philippe Starck氏が共同設計者となっている「Venus」号は、スマートで洗練されたものすべてに敬意を払う精神に貫かれたヨットだ。
ところが、Associated Pressがアムステルダム発の記事として現地時間12月21日に報じたところによると、Starck氏の作業に対して合意していた金額が支払われていないらしい。
まだ300万ユーロ(約390万ドル)が未払いとなっているようだ。
記事によれば、Starck氏は債権回収業者を雇い、Venus号がアムステルダムの港から出ないようにしているという。
Venus号の建造費は、1億500万ユーロ(約1億3800万ドル)である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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