ソニー損害保険(ソニー損保)は12月20日、「全国カーライフ実態調査」の結果を発表した。運転をアシストする機器や機能については、「カーナビ」63.0%、「ETC」59.5%、「アイドリングストップ機能」11.5%、「衝突防止機能」5.6%であった。
運転を支援するスマートフォンアプリで利用経験のあるものを複数回答で聞いたところ、「ナビアプリ」が18.9%と最も高く、年代別では10代と20代の29.3%がナビアプリの利用経験があり、カーライフにスマートフォンアプリを利用する若い世代が多かったという。
ナビアプリの利用経験者に、ナビアプリはカーナビの代わりとして使えると思うかを聞くと「カーナビ代わりに十分使える」30.9%、「カーナビには劣るが、ある程度は使える」58.1%と約9割の89.0%が「カーナビ代わりに使える」と回答した。
フロントウインドウにナビ情報などの映像を映し出すタイプの「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」技術を用いたカーナビについて説明した上で意見を聞いたところ、「よそ見が減り、安全だと思うか」との問いに「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合せた50.3%が「そう思う」と回答。その一方で、「運転視界が遮られないか不安」に72.6%が「そう思う」と回答している。
「HUDを実際に体験してみたいか」の問いでは71.3%が「そう思う」と回答。「運転が楽しくなりそうか」に対して46.1%が「そう思う」と回答するなど、新たな技術を実際に体験してみたいとする意見が多く、カーライフを豊かにするガジェットとしての期待もうかがえると分析している。
調査は10月16~22日、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18~59歳の男女を対象に実施。3000人の有効回答を得た。
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