日本はこれまでしゃれたトイレの市場を作り上げてきたが、それでもまだイノベーションの余地は残っている。まもなくLIXILがトイレの新製品ラインを擁して、スマートフォンによる操作を可能にする予定だ。
トイレの「SATIS」は2013年前半に発売される。Bluetoothと専用の「Android」アプリケーションを使えば、このハイテクトイレを細かく操作することも可能だ。
アプリでは、トイレを流し忘れたとき(あるいは、つまみを触りたくないとき)に水を流したり、便座を上げたりすることができる。販売促進用のビデオによると、シャワートイレの設定もできるようだ。
またアプリは、トイレでの状況を記録する日記や、ビルトインのスピーカーで音楽を再生する機能も搭載する。
トイレでスマートフォンを使う人が多いという調査結果もあるくらいだから、既に使っているガジェットにトイレのリモコン機能を組み込むというのも理に適っている。
手が込んだこの商品は、トイレになるべく触れたくないという潔癖性の人たちにウケるのではないだろうか。また、ギークにとっても魅力的で、Androidユーザーは「iPhone」を使っている仲間に「何だかんだと言って、iPhoneでトイレは流せないでしょ?」という風に自慢できる。
SATISのトイレを使ったいたずらも出てくるかもしれない。友人がトイレに入っているときに、変なタイミングを見計らってシャワー洗浄を起動してみよう。怖がりの友達には、お手洗いにはお化けがいてトイレを自動で流してくれると言ってみよう。トイレ生活ががらりと変わるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」