Qualcommは、同社の人気「Snapdragon S4」プロセッサファミリに新しいチップセット2種類を追加した。
この新しいチップセットはそれぞれ「MSM8226」および「MSM8626」と呼ばれ、クアッドコアプロセッシングを可能とし、28nmテクノロジノードを採用している。これらチップセットは、「Adreno 305」GPUを搭載することで、1080pビデオの撮影と再生を可能にし、最大13メガピクセルのカメラに対応する。Qualcommによると、同チップセットによってバッテリ持続時間が長くなるという(ただし、同社はその数値を公表していない)。
QualcommのクアッドコアSnapdragonプロセッサは、モバイルデバイスでの採用がますます増えてきている。同社の従来のチップセットも高い人気を誇っている。Qualcommによると、同社プロセッサのリファレンスデザインを採用するデバイスとして40社以上から約100種類が公開されているという。
Qualcommが今回発表したチップセットは、必ずしも同社の最高のオプションというわけではない。同社はこれら新しいチップセットを3G対応製品向けだとしており、4Gには言及していない。また、同社の他のS4チップセットは最大20ピクセルのカメラをサポートしている。
両チップセットとも、ベンダーへのサンプル出荷は2013年第2四半期に予定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス