The Walt Disney Companyは主要映画の一部について、Netflixで独占的に視聴できるようにすることを合意した。
残念なのは、この取り決めが2016年まで実施されないということだ。
両社が米国時間12月4日に発表した内容によると、Netflixは、Walt Disney Studiosが劇場公開した実写とアニメーションの長編映画を米国で独占的に有料配信することになるという。Netflixは、映画が販売およびレンタル向けにリリースされた後、これにアクセスできるようになる。
もちろん、開始時期の遅れはいただけない。それでもなお、Netflixとエンタテインメント業界にとっては画期的な契約だ。これまでNetflixは、ハリウッドの主要6スタジオのコンテンツを、通常は有料テレビサービスなどを介して入手してきた。Netflixは以前、Starzとのライセンス契約でDisneyの映画を利用できていたが、2012年に入り、契約は期限切れになった。
少なくとも2011年の初め以降、ハリウッドの最大手スタジオの大半について、Netflixは映画の獲得に苦戦しており、顧客は不満だった。だが今回の合意は、少なくとも2016年にNetflix契約者の満足度向上を約束すると同時に、HBOやVerizon、Time Warner Cableなどの競合するケーブルテレビとNetflixを対等にするものだ。このためにNetflixがいくら支払う必要があるのかは分からないが、大金なのは確かなようだ。
この件とは別に、両社の経営陣は、Disneyが旧作の一部をNetflixに直ちに提供する複数年の契約も結んだ。対象となる作品には、「ダンボ」「ポカホンタス」「ふしぎの国のアリス」などの古典的映画も含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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