サムスンは現地時間9月21日、ドイツにおけるAppleとの訴訟で重要な判決を勝ち取った。
ドイツのマンハイム地方裁判所は同日、モバイル端末のタッチスクリーン機能に関してAppleが保有する特許1件をサムスンは侵害していないとの判断を示した。この判決について最初に報じたThe Korea Timesによると、問題の特許はタッチスクリーンが指による入力を解釈する方法に関するものだという。
Appleとサムスンは世界各国で激しい特許争いを繰り広げている。両社とも五分五分の戦いを続けていたが、8月に入ってカリフォルニア州サンノゼの陪審がサムスンはAppleの製品を模倣したとの判断を示した。サムスンは今後数カ月で10億ドル超の損害賠償を支払うよう迫られる可能性があり、さらには同社製モバイル端末の一部が販売禁止になるかもしれない。
サムスンは、The Korea Timesに宛てた同日付の声明で、「ドイツの消費者の生活を向上させる製品をさらに開発して投入し続ける」計画だと述べている。
Reutersによると、マンハイム地裁が勝利を告げたのはサムスンだけではないという。タッチスクリーン技術をめぐりAppleが起こした訴訟で同じく被告とされたMotorola Mobilityも、Appleの特許を侵害していないとの判断が示された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス