The Vergeによると、MicrosoftはXbox 360コンソールとInternet Explorer 9(IE9)を近々統合しようとしている可能性があるという。また、MicrosoftはKinectの音声とモーションによるコントロール機能を利用してウェブ閲覧を支援するためのテストを行っていると言われている。
これにより、Microsoftは自社製品群を単一のエコシステムに統合するための歩を進めることになる。Xbox 360では現在、Bingによる動画検索とKinectによる音声認識が可能になっている。ユーザーのなかには、テレビの番組名や映画のタイトルをタイプ入力しなくてもよいと歓迎する声がある一方、大きな声で喋らなければならない点や、限られたコマンドしか使用できない点を不満に感じる声もあり、その評価はさまざまである。
Xbox 360にIEが搭載された暁には、ユーザーはこのゲームコンソールを用いてウェブ全体の検索が行えるようになるはずだ。The Vergeによると、ウェブ閲覧においてKinectの機能は必須ではなく、オプション扱いになるという。
これまでのところMicrosoftは、公の場でこの新しい機能について何も表明しておらず、何らのローンチ日についても言及していない。しかしThe Vergeは、近々何らかの発表が、特にもうすぐ開催されるElectronic Entertainment Expo(E3)のタイミングで行われるのではないかと推測している。
米CNETはMicrosoftにコメントを求めたものの、Microsoftは噂や推測にコメントすることはないというのが広報担当者からの回答であった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス