Microsoftはバルセロナにおいて現地時間2月29日、「Windows 8」の「Consumer Preview」を公開する予定である。これは、新OSリリースに向けた重要なマイルストーンだ。
Consumer Previewとは、Microsoftが同OSのベータ版に与えた名称である。同社は2011年12月、ベータ版を2012年2月末にリリースすると述べていた。
Microsoftは米国時間2月8日午前、報道各社宛てに「Windows 8 Consumer Preview」への参加を求める招待状を送付した。招待状はプレビューの公開そのものについては何も触れていないが、同イベントでの公開があっても不思議ではない。
同社は、モバイル機器を対象とした大規模な展示会であるMobile World Congressにおいて同イベントを開催する予定である。Microsoftは、WindowsをPCに加えてタブレットで動作するOSへと転換させることを強く推進している。このことを考えた場合、Mobile World Congressでの開催には何らかの意図があるのではと推測できる。
Windows 8には、「Metro」と呼ばれる新しいインターフェースが採用されている。同UIは、Microsoftの一般ユーザー向け製品すべてにおける中核的存在へと急速に進化しつつある。同社は、タッチ向けに最適化されたMetroによって、市場において「iPad」で他社を大きくリードするAppleとの距離を縮めることができるのではないかと期待している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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