HTCの最高財務責任者(CFO)がBloombergに述べたところによると、HTCはAppleとの特許問題の解決へ向けて、同社と交渉する用意があるという。
HTCのWinston Yung氏はBloombergとのインタビューの中で、HTCはAppleと「話し合いをする用意がある」と述べた。
Appleは2010年3月、HTCがAppleのモバイル特許10件を侵害したとして、同社を米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。ITCは7月、予定よりかなり遅れて最初の裁定を発表し、HTCがAppleの特許2件を侵害していると述べた。
HTCのゼネラルカウンセルであるGrace Lei氏はこの時、「HTCは、ITCの委員が最終決定を下す前に、これら2件の特許について上訴を通して積極的に争うつもりだ。これは、こうした訴訟手続きにおける多くの手順の1つにすぎない」と話している。
今回の裁定のわずか数週間前、Appleは同様の訴訟で敗訴している。ITCは7月1日、AppleがS3 Graphicsの保有する特許2件を侵害していることを認める最初の裁定を下した。S3 Graphicsはこの時、独立した企業だった。しかしそのわずか数日後、HTCは同社の特許ポートフォリオとITCの裁定を主な理由に、S3 Graphicsを3億ドルで買収すると発表した。
したがって、両社とも相手側による侵害が認定された特許を2件保有しており、事態は膠着状態にあるようだ。しかし、最終決定を下せるのはITCだ。ITCは両方の事案を6人で構成される委員会にかけて最初の裁定を精査する権利を有している。
しかし、HTCは事態がそこまで発展することをおそらく望んでいない。Yung氏はBloombergに対し、それが理に適ったものであるなら、あらゆる解決策を話し合う用意があると述べた。
Yung氏はBloombergに対し、「われわれは、その解決策と諸条件が公平で理性的なものである限り、あらゆる解決策に対してオープンだ」と話した。
AppleはHTCが交渉に前向きな姿勢を見せていることについて、まだコメントしていない。米CNETはコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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