ソーシャル購入サイト大手の1社であるLivingSocialが、JPMorgan Chase、Deutsche Bank、Bank of America Merrill Lynchを新規株式公開(IPO)の引受幹事にすることを決定したという。The New York Timesが米国時間7月8日に報じた。
The New York Timesによると、LivingSocialの幹部らはこれらの銀行と会合を開き、7~10億ドルの調達の可能性について話し合ったという。つまり同社の企業価値は、100~150億ということになる。
「ソーシャル購入」とは何かと思っている読者は少なくないだろう。同社は、ユーザーに日々のお買い得情報を提供するクーポン共同購入サイトGrouponのライバルの1社である。LivingSocialも、多くの技術新興企業と同様に株式上場の機会をうかがっている。
LinkedIn、Pandora、Grouponなど、IPOを最近申請した企業や申請を検討中の企業の多くに対し、その莫大な評価額に見合う業績を上げられるのかと懐疑的な見方をする人は多い。Grouponは既にIPOを申請済みで、同社には300億ドルという莫大な評価額がつく可能性があるとThe New York Timesは報じている。
GoogleとFacebookがソーシャル購入業界で競争しているという事実も、同業界の信頼性を高める1つの要因となっているのかもしれない。
他にもHomeAway、Active Network、Skype、Truliaなどが、株式公開したか、検討中であると報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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