東日本大震災の影響で、NTTコミュニケーションズの企業向けデータ通信サービスが一部利用できなくなっている。今後、関東では計画停電の影響で一部サービスを利用できなくなる可能性もある。
同社が発表した3月14日12:00時点での情報によると、東北地方の一部でIP-VPNや広域イーサネットサービス「e-VLAN」など約4600回線が利用できない。国際専用線も約50回線で利用できない状況にあるという。また、パケット通信サービス「INS-P」の約4900回線が青森県の一部で利用できなくなっている。
東京電力が実施する計画停電の影響で、今後、IP-VPN、e-VLAN、専用線などの企業向けデータサービスが利用できなくなる場合がある。給電再開後も利用できない場合は、機器の電源のオン/オフやコンセントの抜き差しを実施するよう呼びかけている。
なお、NTTコミュニケーションズが運営する各地のデータセンターでは建物、ファシリティなどに大きな被害がなかったという。また、現在は回復に向け順次対応にあたっているという。
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