Digital Equipment Corporation(DEC)の共同創立者であるKen Olsen氏が米国時間2月6日、84歳で死去した。7日にTwitterにOlsen氏の死去を伝える書き込みがあったが、同氏が役員を務めていたマサチューセッツ州ゴードンカレッジの広報担当が、これが事実であることを認めた。DECは1960年代から1980年代にかけて、「PDP」や「VAX」シリーズコンピュータによってミニコンピュータの時代をリードし、Data GeneralやWangとともにボストンのルート128の重要な部分を担っていた。
かつてDECの社員であり、表計算ソフトウェア「VisiCalc」の開発者の1人であるDan Bricklin氏はTwitterで、「今では当たり前になっていることも、Olsen氏が成したことだ」と述べている。
Olsen氏がDECを率いていたのは、コンピュータが進化を遂げ、IBMなどが製造していた部屋1つ分ほどの大きさがある高額のメインフレームから、ミニコンピュータ(それでも大きな冷蔵庫サイズのキャビネットだったが)に移行した時代だった。DECはやがてCompaqに買収され、その後はHewlett-Packard(HP)の一部となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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