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JVC×ビクタースタジオが共同開発したモニタヘッドホン「HA-MX10-B」

加納恵(編集部)2011年02月07日 19時15分

 日本ビクターは2月7日、音楽スタジオの「ビクタースタジオ」と共同で、スタジオモニタヘッドホン「HA-MX10-B」を発表した。原音に忠実な高解像度サウンドを再生するとしている。

  • 「HA-MX10-B」

 日本ビクターとビクタースタジオは、以前にもウッドコーンスピーカを共同開発するなど、音楽現場の声をいかした製品を発売している。今回のHA-MX10-Bは、3カ月ほど前からスタジオ内で実際に使用しているとのことだ。

  • モニタードライバーユニットの構造

 HA-MX10-Bは、振動板のドーム高やエッジ幅などのシミュレーション分析、試作とビクタースタジオでの実聴を繰り返すことで開発した「モニタードライバーユニット」を搭載。振動板前面に新開発の「サウンドディフューザー」を装備することで、高域の音圧を向上させ、解像感の高い高域再生ができるとしている。ハウジング内部に「クリアバスポート構造」を採用することで、クリアな低域再生を可能にしたという。

  • アーティスト石塚まみさんによるレコーディング風景

 本体重量は約260g。音楽制作現場での要望に応え最大許容入力は1500ミリワットに対応するとのこと。また、スタジオユースならではの耐久性やメンテナンス性も実現したとしている。

 ビクタースタジオで開催された製品説明会では、スタジオに備え付けられたラージモニタとヘッドホンによる比較視聴が行われた。実際にアーティストの石塚まみさんによるレコーディング風景を聞き比べた。

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